硝子体手術
普通保険約款の手術について、一般に注射は手術給付金非該当ですが、例外があるようです。眼球注射の一部のものは該当と判断されています。すなわち眼球注射を硝子体手術に該当させ手術給付金を支払うものがあります。加齢黄斑変性症などの病気に対して、アバスチンとルセンチスを眼球注射するときは、手術給付金該当となります。これは両眼失明が生命保険では高度障害に該当するため、あえて手厚い保護を眼科疾患には適用しようと考えたことによるようです。
アバスチン(中外製薬)ことベバシズマブは、2007年4月に承認された世界初の血管新生阻害薬です。このアバスチンの副作用のリスクを小さくして眼に使えるよう改良を加えてできたのが
ルセンティスです。どちらも加齢黄斑変性症の有効な抗VEGF(vascular endothelial growth factor)治療薬です。