生命保険のための医学知識

生命保険、医療保険の引受や支払に関係する医学知識を都度書いてます。

2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

乳腺炎(ニュウセンエン)

乳腺内に乳汁がたまり炎症を起こす事を乳腺炎といい、出産後2週間以内に起こる事が多く、授乳期の細菌感染によって起こる乳腺やその周辺の炎症のことをいいます。授乳中の乳汁のうっ滞によるもので、化膿例では切開手術が行われることがあります。<AK></ak>

壊死性リンパ節炎(エシセイリンパセツエン)

20歳~30歳までの若年女性が罹患する原因不明のリンパ節炎です。発熱をともなって頚部リンパ節などが腫大します。病理組織学的には、リンパ節の副皮質から皮質にかけて不規則な壊死巣を形成します。Tリンパ球細胞の領域に一致して壊死が見られます。崩…

壊死性リンパ節炎(エシセイリンパセツエン)

20歳〜30歳までの若年女性が罹患する原因不明のリンパ節炎です。発熱をともなって頚部リンパ節などが腫大します。病理組織学的には、リンパ節の副皮質から皮質にかけて不規則な壊死巣を形成します。Tリンパ球細胞の領域に一致して壊死が見られます。崩…

腹壁ヘルニア(フクヘキヘルニア)

腹の壁の弱い部分から、腹のなかの内臓が腹膜に包まれたまま脱出する状態をいいます。内臓が脱出する部分をヘルニア門、脱出する内臓をヘルニア内容、ヘルニア内容を包む膜をヘルニア嚢と呼びます。最も一般的なものは、腹部の手術部分にみられるもので、腹…

変形性股関節症(ヘンケイセイコカンセツショウ)

関節軟骨の変性や摩耗に始まり、様々な関節変化が進行する疾患です。軟骨の変性・摩耗は、人種、性別、加齢、肥満および遺伝などの素因下に、労働や運動、外傷などの力学的負荷が加わり発生します。さらに機械的負荷により、軟骨細胞の代謝障害が起き軟骨破…

副鼻腔炎(フクビクウエン)

副鼻腔とは鼻腔を取り囲む顔面骨や頭蓋骨の内部にある空洞で、開口はすべて鼻腔に通じており、鼻腔の炎症が副鼻腔に波及したものが副鼻腔炎です。副鼻腔には、上顎洞、篩骨洞、前頭洞、蝶形骨洞の4つが各々左右にある。副鼻腔炎には慢性と急性があり、症状は…

稽留流産(ケイリュウリュウザン)

子宮内で胎児が死亡してしまい、妊婦に出血や下腹部痛を全く伴わない流産の事をいいます。自覚症状がない為、超音波検査で見なければ発見されない場合もあります。何度も繰り返し起こる場合は、不育症の場合も考えられます。<AK>

腰椎分離症(ヨウツイブンリショウ)

腰椎は、前半分の椎体と、後ろ半分の椎弓からなり、椎体と椎弓の間には椎弓があります。その椎弓の部分で腰椎が分離してしまう病態をいいます。腰椎が不安定になる為、神経を刺激して腰痛の原因になることがあります。成人の腰椎分離症は小児期に発生した分…

アトピー性皮膚炎(アトピーセイヒフエン)

乾燥などの刺激に対する過敏さ(敏感肌)とアレルギー反応に関係するIgEをつくりやすい体質(アトピー素因)に、さまざまな環境要因がきっかけとなってかゆみのある皮膚炎が生じ、軽快と悪化を繰り返す慢性の病気です。アトピー性皮膚炎では、皮膚の表面…

潰瘍性大腸炎 (カイヨウセイダイチョウエン)

主として粘膜を侵し、しばしばびらんや潰瘍を形成する大腸の原因不明のびらん性非特異性炎症性疾患です。30歳以下の若い成人に多く、持続性または反復性の粘血便・下痢が主な症状であり、寛解と再発を繰り返す慢性疾患です。このほか腹痛・食欲不振・体重減…

水腎症(スイジンショウ)

尿細管から腎盂、尿管、膀胱、尿道までのどこかで尿の流れが閉塞された状態を尿路閉塞症といい、そのなかで、とくに腎盂よりも下部の尿路閉塞によって腎盂と腎杯の拡張が生じ、腎実質の萎縮を伴う病態を水腎症といいます。先天性は尿路の奇形、また、後天性…

下肢静脈瘤(カシジョウミャクリュウ)

下肢の静脈が拡張してこぶのように膨らんだ状態を下肢静脈瘤と呼び、拡張した静脈の多くは屈曲・蛇行しています。自覚症状の無い場合もありますが、だるい・痛い・むくむ・足がよくつる、といった症状がでます。重症例では皮膚が障害され皮膚炎・湿疹・色素…

下肢静脈瘤(カシジョウミャクリュウ)

下肢の静脈が拡張してこぶのように膨らんだ状態を下肢静脈瘤と呼び、拡張した静脈の多くは屈曲・蛇行しています。自覚症状の無い場合もありますが、だるい・痛い・むくむ・足がよくつる、といった症状がでます。重症例では皮膚が障害され皮膚炎・湿疹・色素…

前立腺炎(ゼンリツセンエン)

細菌が尿道から前立腺に侵入して、急性前立腺炎を生じます。血行性あるいはリンパ行性感染もまれに起こることがあります。前立腺肥大と異なり思春期以降の男性に年齢に関係なく起こります。完全に治癒しないと慢性前立腺炎に移行したり、尿閉・副睾丸炎・膀…

眼底出血(ガンテイシュッケツ)

網膜表面の血管の破綻や閉塞することで起こる網膜の出血であり、網膜出血や硝子体出血など、網膜から硝子体に見られる出血を指します。原因として、糖尿病網膜症、高血圧性眼底、網膜中心静脈閉塞症、加齢黄斑変性、網膜裂孔、ぶどう膜炎、動脈硬化、貧血、…

子宮筋腫(シキュウキンシュ)

生殖可能年齢の女性のうち約20%の割合で発生する疾患で、悪性化するのは0.5%以下と極めて稀です。30代〜40代に好発するといわれてます。子宮筋層を形成する平滑筋が腫瘍化します。半数以上が無症候性ですが、月経過多、月経困難症、不正出血、不…