生命保険のための医学知識

生命保険、医療保険の引受や支払に関係する医学知識を都度書いてます。

2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

風邪(カゼ)

風邪は、主にウイルスの感染による上気道(鼻腔や咽頭等)の炎症性の病気で感冒ともいい、咳嗽・咽頭痛・鼻汁・鼻づまりなどの局部症状、および発熱・倦怠感・頭痛など全身症状が出現した状態のことをいいます。かぜ症候群ともいいます。

風邪(カゼ)

主にウイルスの感染による上気道(鼻腔や咽頭等)の炎症性の病気で感冒ともいい、咳嗽・咽頭痛・鼻汁・鼻づまりなどの局部症状、および発熱・倦怠感・頭痛など全身症状が出現した状態のことをいいます。

がま腫(ガマシュ)

舌下部、口底部に生じた大きな粘液嚢胞をいいます。透明感のある半球状のふくらみで、ガマガエルののどに似ているためこう呼ばれています。唾液腺で作られた唾液が排出障害を起こして、組織中にもれ出し、唾液をためた袋状の病変ができたもので、多くが舌下…

がま腫(ガマシュ)

舌下部、口底部に生じた大きな粘液嚢胞をいいます。透明感のある半球状のふくらみで、ガマガエルののどに似ているためこう呼ばれています。唾液腺で作られた唾液が排出障害を起こして、組織中にもれ出し、唾液をためた袋状の病変ができたもので、多くが舌下…

ガングリオン(ガングリオン)

関節の周辺に米粒大からピンポン玉くらいまでの腫瘤ができます。手首の甲側に出来ることが多く、その中には透明でゼリー状の粘性物質が含まれており、関節包や腱鞘の変性によって生じます。外見上の問題、不快感、痛みが発生した場合には中にあるゼリー状の…

ガングリオン(ガングリオン)

関節の周辺に米粒大からピンポン玉くらいまでの腫瘤ができます。手首の甲側に出来ることが多く、その中には透明でゼリー状の粘性物質が含まれており、関節包や腱鞘の変性によって生じます。外見上の問題、不快感、痛みが発生した場合には中にあるゼリー状の…

眼瞼下垂(ガンケンカスイ)

顔を正面に向けた状態で、眼を普通に開眼したとき、まぶたが瞳孔にかぶさった状態で、しっかりと上まで持ち上げられていない状態を言います。生まれたときから片方のまぶただけがしっかりと開かない先天性眼瞼下垂や、長時間のパソコン使用などによる目の酷…

眼瞼下垂(ガンケンカスイ)

顔を正面に向けた状態で、眼を普通に開眼したとき、まぶたが瞳孔にかぶさった状態で、しっかりと上まで持ち上げられていない状態を言います。生まれたときから片方のまぶただけがしっかりと開かない先天性眼瞼下垂や、長時間のパソコン使用などによる目の酷…

カンジタ症(膣)(カンジタショウ・チツ)

カビの一種である真菌の感染症です。カンジタ自体は口や皮膚、膣や消化管に普段から生息している微生物の一種ですが、異常に増殖を始めると病原性真菌に変わります。その誘因としては、エストロゲン分泌亢進による腟内pHの低下に伴う細菌叢の変動、糖尿病…

カンジタ症(膣)(カンジタショウ・チツ)

カビの一種である真菌の感染症です。カンジタ自体は口や皮膚、膣や消化管に普段から生息している微生物の一種ですが、異常に増殖を始めると病原性真菌に変わります。その誘因としては、エストロゲン分泌亢進による腟内pHの低下に伴う細菌叢の変動、糖尿病…

肝腫大(カンシュダイ)

肝臓の大きさが、正常な範囲を超えて拡大することをいい、肋骨縁よりも下の位置に肝臓があることが触診によって確認できるほど肝臓が拡大している状態をいいます。肝腫大の原因を大きく分けると、感染症(ウイルス性および細菌性)、寄生虫、悪性病変(腫瘍)、…

肝腫大(カンシュダイ)

肝臓の大きさが、正常な範囲を超えて拡大することをいい、肋骨縁よりも下の位置に肝臓があることが触診によって確認できるほど肝臓が拡大している状態をいいます。肝腫大の原因を大きく分けると、感染症(ウイルス性および細菌性)、寄生虫、悪性病変(腫瘍)、…

冠状動脈硬化(カンジョウドウミャクコウカ)

心臓の冠状動脈にみられる動脈硬化症で、男性に多く拡張期血圧との関係が指摘されています。また50才以上の肥満との関係も深いといわれています。冠状動脈に動脈硬化が進行すると狭心症が起こります。また冠状動脈が閉塞すると、その動脈によって養われて…

冠状動脈硬化(カンジョウドウミャクコウカ)

心臓の冠状動脈にみられる動脈硬化症で、男性に多く拡張期血圧との関係が指摘されています。また50才以上の肥満との関係も深いといわれています。冠状動脈に動脈硬化が進行すると狭心症が起こります。また冠状動脈が閉塞すると、その動脈によって養われて…

肝臓がん(カンゾウガン)

原発性肝がんと転移性肝がんに大別されます。原発性肝がんは、肝細胞がんが約90%、胆管細胞がんが約5%を占め、残りには肝細胞芽腫、肝細胞・胆管細胞混合がん、未分化がん、胆管嚢胞腺がん、カルチノイド腫瘍などが含まれます。主要な発生要因は肝炎ウ…

肝臓がん(カンゾウガン)

原発性肝がんと転移性肝がんに大別されます。原発性肝がんは、肝細胞がんが約90%、胆管細胞がんが約5%を占め、残りには肝細胞芽腫、肝細胞・胆管細胞混合がん、未分化がん、胆管嚢胞腺がん、カルチノイド腫瘍などが含まれます。主要な発生要因は肝炎ウ…

肝内結石(カンナイケッセキ)

肝臓でつくられた胆汁は胆管の中を流れて十二指腸に流入します。肝内結石とは、これらの胆管のうち肝臓内に存在する胆管に結石ができる病気です。また、他の胆嚢結石症や総胆管結石症と異なり、治療が難しくまた治療後の再発率が高いことが知られています。…

肝内結石(カンナイケッセキ)

肝臓でつくられた胆汁は胆管の中を流れて十二指腸に流入します。肝内結石とは、これらの胆管のうち肝臓内に存在する胆管に結石ができる病気です。また、他の胆嚢結石症や総胆管結石症と異なり、治療が難しくまた治療後の再発率が高いことが知られています。…

肝嚢胞(カンノウホウ)

肝嚢胞とは、肝臓のなかに液体のたまった袋ができる病気です。主として人間ドックなどの超音波検査によって、無症状で発見されます。ほとんどが先天性で良性の病気ですが、原因が明らかなものとして、外傷性・炎症性・腫瘍性・寄生虫性などの嚢胞があります…

肝嚢胞(カンノウホウ)

肝臓のなかに液体のたまった袋ができる病気です。主として人間ドックなどの超音波検査によって、無症状で発見されます。ほとんどが先天性で良性の病気ですが、原因が明らかなものとして、外傷性・炎症性・腫瘍性・寄生虫性などの嚢胞があります。また、肝臓…

インフルエンザ(インフルエンザ)

インフルエンザウイルスによる急性感染症の一種で流行性感冒ともいいます。発病すると、高熱、筋肉痛などを伴う風邪の様な症状があらわれ、急性脳症や二次感染により死亡することもあります。インフルエンザウイルスにはA・B・Cの3つの型があり、このう…

インフルエンザ(インフルエンザ)

インフルエンザウイルスによる急性感染症の一種で流行性感冒ともいいます。発病すると、高熱、筋肉痛などを伴う風邪の様な症状があらわれ、急性脳症や二次感染により死亡することもあります。インフルエンザウイルスにはA・B・Cの3つの型があり、このう…

ウィルス性髄膜炎(ウィルスセイズイマクエン)

エンテロウイルス、ムンプスなどによるウイルス性髄膜炎が多くみられ、通常特別な治療を必要としません。無菌性髄膜炎は本症と同義的に用いられていますが、無菌性髄膜炎にはウイルス以外に、造影剤の髄腔内注射などによる髄膜炎が含まれます。

ウィルス性髄膜炎(ウィルスセイズイマクエン)

エンテロウイルス、ムンプスなどによるウイルス性髄膜炎が多くみられ、通常特別な治療を必要としません。無菌性髄膜炎は本症と同義的に用いられていますが、無菌性髄膜炎にはウイルス以外に、造影剤の髄腔内注射などによる髄膜炎が含まれます。

ウィルス性脳炎(Viral Encephalitis)(ウィルスセイノウエン)

単純ヘルペス、エンテロウイルスおよびムンプスウイルスの直接的な侵襲による発症とインフルエンザ、麻疹、風疹、水痘ウイルスのアレルギー性機転によって発症する場合があります。頭痛・発熱で発症し進行すると嘔吐・下痢・腹痛や高熱となり髄膜刺激症状が…

ウィルス性脳炎(Viral Encephalitis)(ウィルスセイノウエン)

単純ヘルペス、エンテロウイルスおよびムンプスウイルスの直接的な侵襲による発症とインフルエンザ、麻疹、風疹、水痘ウイルスのアレルギー性機転によって発症する場合があります。頭痛・発熱で発症し進行すると嘔吐・下痢・腹痛や高熱となり髄膜刺激症状が…

外傷性気胸(ガイショウセイキキョウ)

通常、胸腔内の圧は外気圧より低くなっていますが、外傷などで外から空気が流入し肺が縮んで呼吸できなくなった状態をいいます。胸腔内へ空気が流入する経路としては肺損傷、気管・気管支損傷、胸壁損傷があり、多くは肋骨の骨折端による肺損傷に伴って発生…

外傷性気胸(ガイショウセイキキョウ)

通常、胸腔内の圧は外気圧より低くなっていますが、外傷などで外から空気が流入し肺が縮んで呼吸できなくなった状態をいいます。胸腔内へ空気が流入する経路としては肺損傷、気管・気管支損傷、胸壁損傷があり、多くは肋骨の骨折端による肺損傷に伴って発生…

顎関節症(ガクカンセツショウ)

「顎関節や咀嚼筋の疼痛、関節音、開口障害ないし顎運動異常を主要症候とする慢性疾患群の総括的診断名であり、その病態には咀嚼筋障害、関節包・靱帯障害、関節円盤障害、変形性関節症などが含まれている」と定義されています。原因は多因子的であり、精神…

顎関節症(ガクカンセツショウ)

「顎関節や咀嚼筋の疼痛、関節音、開口障害ないし顎運動異常を主要症候とする慢性疾患群の総括的診断名であり、その病態には咀嚼筋障害、関節包・靱帯障害、関節円盤障害、変形性関節症などが含まれている」と定義されています。原因は多因子的であり、精神…