生命保険のための医学知識

生命保険、医療保険の引受や支払に関係する医学知識を都度書いてます。

2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧

音響外傷(オンキョウガイショウ)

内耳の蝸牛が瞬間、あるいは比較的短時間に聞いた大きな音のために障害を受けて急激に発症する難聴をいいます。強大な音を聞いた直後から耳閉塞感がおこり、それがおさまってから耳鳴りや難聴になります。突発性難聴に準じた治療が行われ、副腎皮質ステロイ…

音響外傷(オンキョウガイショウ)

内耳の蝸牛が瞬間、あるいは比較的短時間に聞いた大きな音のために障害を受けて急激に発症する難聴をいいます。強大な音を聞いた直後から耳閉塞感がおこり、それがおさまってから耳鳴りや難聴になります。突発性難聴に準じた治療が行われ、副腎皮質ステロイ…

オスグッド・シュラッター病(オスグッド・シュラッタービョウ)

サッカーやバスケットボールなどのスポーツをする中学生や高校生に多く見られ、膝の脛骨が出っ張って痛むという骨軟骨炎です。様々なスポーツでジャンプや屈伸を行うことにより、大きな衝撃が膝付近に生じるために炎症が生じ、脛骨粗面に存在する骨端核に機…

オスグッド・シュラッター病(オスグッド・シュラッタービョウ)

サッカーやバスケットボールなどのスポーツをする中学生や高校生に多く見られ、膝の脛骨が出っ張って痛むという骨軟骨炎です。様々なスポーツでジャンプや屈伸を行うことにより、大きな衝撃が膝付近に生じるために炎症が生じ、脛骨粗面に存在する骨端核に機…

ヒルシュスプルング病(ヒルシュスプルングビョウ)

先天性巨大結腸症とも呼ばれ、消化管の動きを制御している腸の神経節細胞が、生まれつき無いために重い便秘症や腸閉塞をおこす病気です。浣腸や肛門プジー、洗腸などで排便がコントロールできない場合や腸炎が改善しない場合などには一時的な人工肛門の増設…

ヒルシュスプルング病(ヒルシュスプルングビョウ)

先天性巨大結腸症とも呼ばれ、消化管の動きを制御している腸の神経節細胞が、生まれつき無いために重い便秘症や腸閉塞をおこす病気です。浣腸や肛門プジー、洗腸などで排便がコントロールできない場合や腸炎が改善しない場合などには一時的な人工肛門の増設…

コレラ(コレラ)

コレラ菌を病原体とする経口感染症の一つで、三類感染症に指定されています。潜伏期間は5日以内で、腹痛・発熱はありませんが水のような下痢が1日20~30回も起こります。低体温で34度代に下がり、急速に脱水症状が進み血行障害・血圧低下・頻脈・筋肉…

コレラ(コレラ)

コレラ菌を病原体とする経口感染症の一つで、三類感染症に指定されています。潜伏期間は5日以内で、腹痛・発熱はありませんが水のような下痢が1日20〜30回も起こります。低体温で34度代に下がり、急速に脱水症状が進み血行障害・血圧低下・頻脈・筋肉…

急性散在性脳脊髄炎(ADEM)(キュウセイサンザイセイノウセキズイエン)

ウイルス感染後やワクチン接種後に生じるアレルギー性の脳脊髄炎で、一般的に単相性の経過をとりますので原則的に再発はしません。病変部位により症状は多彩ですが、初期症状として髄膜刺激症状(頭痛、悪心、項部硬直、発熱など)を認めやすく、通常の脳炎型…

急性散在性脳脊髄炎(ADEM)(キュウセイサンザイセイノウセキズイエン)

ウイルス感染後やワクチン接種後に生じるアレルギー性の脳脊髄炎で、一般的に単相性の経過をとりますので原則的に再発はしません。病変部位により症状は多彩ですが、初期症状として髄膜刺激症状(頭痛、悪心、項部硬直、発熱など)を認めやすく、通常の脳炎型…

子宮頚部異形成(シキュウケイブイケイセイ)

子宮頚部がヒトパピローマウィルス(HPV)に感染し、基底細胞が変化して異常増殖をおこします。軽度異形成・中等度異形成・高度異形成に分類され、いずれの段階でも症状はありません。しかし、高度異形成の次の段階は子宮頸部上皮内癌になるため、円錐切除術…

子宮頚部異形成(シキュウケイブイケイセイ)

子宮頚部がヒトパピローマウィルス(HPV)に感染し、基底細胞が変化して異常増殖をおこします。軽度異形成・中等度異形成・高度異形成に分類され、いずれの段階でも症状はありません。しかし、高度異形成の次の段階は子宮頸部上皮内癌になる為、円錐切除術・…

神経症(不安障害)(シンケイショウ・フアンショウガイ)

主に統合失調症や躁うつ病などよりも軽症で、病因が器質的なものによらない精神疾患のことを指します。社会心理的要因(悩み、ストレス)が刺激となり精神が過剰反応した状態です。軽度のパニック障害や強迫性障害などがこれにあたると考えられています。

神経症(不安障害)(シンケイショウ・フアンショウガイ)

主に統合失調症や躁うつ病などよりも軽症で、病因が器質的なものによらない精神疾患のことを指します。社会心理的要因(悩み、ストレス)が刺激となり精神が過剰反応した状態です。軽度のパニック障害や強迫性障害などがこれにあたると考えられています。

心肥大(シンヒダイ)

心肥大には、心室壁が肥厚するものと、心室の内腔が肥大するものとがあり、左心室の肥大を左室肥大、右心室の肥大を右室肥大と呼びます。心室壁が肥厚する左室肥大の原因として、高血圧性心疾患・大動脈弁狭窄症・肥大型心筋症などが挙げられます。心臓肥大…

心肥大(シンヒダイ)

心肥大には、心室壁が肥厚するものと、心室の内腔が肥大するものとがあり、左心室の肥大を左室肥大、右心室の肥大を右室肥大と呼びます。心室壁が肥厚する左室肥大の原因として、高血圧性心疾患・大動脈弁狭窄症・肥大型心筋症などが挙げられます。心臓肥大…

デスモイド腫瘍(デスモイドシュヨウ)

骨格筋の結合織・筋膜・腱膜から発生する腫瘍です。線維腫症の一種で類腱腫とも呼ばれます。遠隔転移することはありませんが、浸潤性に増殖し局所再発を繰り返すことが多いため、悪性・良性の境界に位置する腫瘍と考えられています。発生原因については、手…

デスモイド腫瘍(デスモイドシュヨウ)

骨格筋の結合織・筋膜・腱膜から発生する腫瘍で、線維腫症の一種で類腱腫とも呼ばれます。遠隔転移することはありませんが、浸潤性に増殖し局所再発を繰り返すことが多いため、悪性・良性の境界に位置する腫瘍と考えられています。発生原因については、手術…

乳腺葉状腫瘍(ニュウセンヨウジョウシュヨウ)

急速に増大することが特徴の乳腺腫瘍です。この腫瘍は適切な処置を行わなければ再発を来し、再発すれば悪性度が増すこともあるため、腫瘍とその周辺の乳腺を含めた切除が必要となります。

乳腺葉状腫瘍(ニュウセンヨウジョウシュヨウ)

急速に増大することが特徴の乳腺腫瘍です。この腫瘍は適切な処置を行わなければ再発を来し、再発すれば悪性度が増すこともあるため、腫瘍とその周辺の乳腺を含めた切除が必要となります。<AK></ak>

重複症候群(チョウフクショウコウグン・オーバーラップショウコウグン)

重複症候群(overlapping syndrome)とは、膠原病には関節リウマチ・全身性エリトマトーデス・強皮症・皮膚・多発筋炎・結節性多発動脈炎・リウマチ熱など、多くの種類があり、一人の人にこれらの病気の二つ以上が重複して起こった場合をいいます。オーバーラ…

重複症候群(オーバーラップ症候群)(チョウフクショウコウグン・オーバーラップショウコウグン)

膠原病には関節リウマチ・全身性エリトマトーデス・強皮症・皮膚・多発筋炎・結節性多発動脈炎・リウマチ熱など、多くの種類があり、一人の人にこれらの病気の二つ以上が重複して起こった場合をいいます。<AK></ak>

不整脈(フセイミャク)

心臓の拍動の間隔が一定でないものをいいます。不整脈の種類には期外収縮と心房細動があります。また広義には、間隔は一定でありますが頻脈や徐脈も不整脈に含めます。最も多い原因としては心筋梗塞・狭心症・心不全などがあり、全く無症状のこともあります…

不整脈(フセイミャク)

心臓の拍動の間隔が一定でないものをいいます。不整脈の種類には期外収縮と心房細動があります。また広義には、間隔は一定でありますが頻脈や徐脈も不整脈に含めます。最も多い原因としては心筋梗塞・狭心症・心不全などがあり、全く無症状のこともあります…

耳鳴り(ミミナリ)

実際には音がしていないのにも関わらず、何かが聞こえるように感じる現象です。難聴とともに出現することが多く、軽い不快感から、不眠・うつ状態など大小のストレスを引き起こします。耳鳴りは本人にしか聞こえない自覚的耳鳴と、聴覚の異常ではなく耳の周…

めまい(メマイ)

めまいは目が回るようなくらくらとした感覚の総称で、眩暈・目眩・眩冒などと書きます。視覚、平衡感覚と固有感覚の不統合によって生じる感覚と言われています。三半規管・前庭神経・脳幹の異常など前庭神経核より末梢の障害で生じる回転性めまい、回転性め…

腰痛(ヨウツウ)

腰痛の原因としては、腰部に負担のかかる動作による脊椎・腰椎・神経などの障害、腫瘍などの慢性疾患からの症状の2つがあります。前者の場合は、椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症・変形性脊椎症・骨粗鬆症などがあげられ、また後者の場合は腎臓結石・尿管…

腰痛(ヨウツウ)

腰痛の原因としては、腰部に負担のかかる動作による脊椎・腰椎・神経などの障害、腫瘍などの慢性疾患からの症状の2つがあります。前者の場合は、椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症・変形性脊椎症・骨粗鬆症などがあげられ、また後者の場合は腎臓結石・尿管…

膠原病(コウゲンビョウ)

人体の細胞を支えている膠原線維に同じ病変が見られる病気の総称です。原因としては体内の血液中の抗体が自己の細胞の核などと反応して、免疫複合体を作り組織に沈着し、全身の関節・血管・内臓などを攻撃することで発病すると考えられています。典型的な症…

膠原病(コウゲンビョウ)

人体の細胞を支えている膠原線維に同じ病変が見られる病気の総称です。原因としては体内の血液中の抗体が自己の細胞の核などと反応して、免疫複合体を作り組織に沈着し、全身の関節・血管・内臓などを攻撃することで発病すると考えられています。典型的な症…