生命保険のための医学知識

生命保険、医療保険の引受や支払に関係する医学知識を都度書いてます。

2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

脊髄性筋萎縮症(spinal muscular atrophy; SMA)(セキズイセイキンイショクショウ)

脊髄と脳幹の神経細胞が変性して、進行性の筋力低下と萎縮が起こる遺伝性疾患です。小児期に発症するⅠ型:重症型(ウェルドニッヒ・ホフマン病)、Ⅱ型:中間型(デュボビッツ病)、Ⅲ型:軽症型(クーゲルベルグ・ウェランダー病)と、成人期に発症する?型に…

ウィルムス腫瘍(ウィルムスシュヨウ)

腎臓にできる特殊な種類の癌で、主に5歳未満の子供に発症します。腹部の腫瘤や腹痛、血尿、外傷等で発見され、軽度の腹部打撲でも腫瘍の膜(被膜)が破れ、腫瘍内の出血や激痛の原因になります。腎芽腫は肺や肝に転移しやすい特徴があります。

ウィルムス腫瘍(ウィルムスシュヨウ)

腎臓にできる特殊な種類の癌で、主に5歳未満の子供に発症します。腹部の腫瘤や腹痛、血尿、外傷等で発見され、軽度の腹部打撲でも腫瘍の膜(被膜)が破れ、腫瘍内の出血や激痛の原因になります。腎芽腫は肺や肝に転移しやすい特徴があります。

うおのめ(ウオノメ)

限局性の角質増殖です。機械的刺激が繰り返し加わることによって生じ、足型に合わない靴をはいたり、軟らかい底の靴で砂利道のように硬い凹凸のある所を歩くことなどが原因になります。角化部に垂直に加わる圧力によって、激痛が生じる限局性の淡黄色・半透…

ウォーターハウス・フリードリクセン症候群(ウォーターハウス・フリードリクセンショウコウグン)

激症型髄膜炎菌性髄膜炎で、出血傾向をきたしショック及び急性副腎不全などを呈します。激烈な頭痛、高熱、痙攣、意識障害を呈し、全身皮下出血、チアノーゼ、血圧低下、昏睡を伴い、多臓器不全で死亡する事もあります。<AK></ak>

口内炎(コウナイエン)

口の中や舌の粘膜に起きる炎症の総称をいいます。カタル性口内炎、アフタ性口内炎、潰瘍性口内炎にわけられ、一番多く発生するのがアフタ性口内炎です。偏食による鉄分やビタミンの不足、ストレスや睡眠不足、唾液の不足、口腔内の不衛生、口腔粘膜への物理…

線維性骨異形成・アルブライト症候群(センイセイコツイケイセイ・アルブライトショウコウグン)

骨の形成異常が起こって線維組織に置き換わり、そのなかに成熟していない骨が作られる病気です。一つの骨に発生する単骨性線維性骨異形成と、複数の骨に発生する多骨性線維性骨異形成に大別され、大腿骨、脛骨、上腕骨などが、軽微な外力で変形や骨折します。<AK></ak>

アメーバ赤痢(アメーバセキリ)

赤痢アメーバという原虫による大腸の感染症で、赤痢アメーバの嚢子に汚染された飲食物を口からとることで感染します。感染しても症状が現れるのは5〜10%程度ですが、粘血便・下痢・鼓腸・排便時の下腹部痛などの赤痢症状を示します。典型的なケースでは…

原発性アルドステロン症(ゲンパツセイアルドステロンショウ)

副腎皮質ステロイドホルモンのひとつ、アルドステロンの分泌が過剰になるために起こる病気です。アルドステロン過剰分泌の結果として生じる高血圧・カリウム欠乏が起こります。<AK></ak>

流行性耳下腺炎(おたふく風邪)(リュウコウセイジカセンエン・オタフクカゼ)

ムンプスウイルスによる感染で、唾液を通じての空気感染または接触感染でうつり、耳下腺・舌下腺を侵し、有痛性の腫脹があります。髄膜脳炎や膵炎を併発することもあり、男子では睾丸炎をおこすと男性不妊の原因となります。その他、関節炎や心筋炎、心膜炎…

唾液腺炎(ダエキセンエン)

唾液腺に起こる炎症をいい、原因は細菌・ウイルス感染、免疫異常によるものなどがあります。侵される唾液腺によって耳下腺炎、顎下腺炎、舌下腺炎などに分けられ、耳下腺ではおたふく風邪として知られる流行性耳下腺炎が最も一般的です。<AK></ak>

イールズ病(イールズビョウ)

血管に血管炎が起こって血管がつまったり、新生血管が生えてきて網膜や眼球内に出血を起こす病気です。硝子体出血が起こると光が網膜に届かなくなり、急に何も見えなくなる事もありますが、出血が引くと視力が回復します。出血を繰り返すと、網膜裂孔形成、…

網膜静脈閉塞症(モウマクジョウミャクヘイソクショウ)

網膜の静脈が詰まって、網膜に出血する病気です。初期は網膜への出血で、半年から1年すると新生血管が生じて再出血を起こし、硝子体出血を起こすことがあります。硝子体出血を起こすと、全体が見えなくなり、視力回復が困難になります。高血圧や動脈硬化、…

網膜動脈閉塞症(モウマクドウミャクヘイソクショウ)

網膜の動脈の血流が途絶え、急に見えなくなる疾患です。高齢者、特に動脈硬化や心臓病、糖尿病などがある人に多く見られます。網膜に酸素を供給している網膜動脈の血流が途絶えると組織の細胞が酸欠を起こして壊死に至り、視野欠損がおこります。<AK></ak>

適応障害(テキオウショウガイ)

ある社会環境においてうまく適応することができず、さまざまな心身の症状があらわれて社会生活に支障をきたすものをいいます適応障害の症状はいろいろで、不安、抑うつ、焦燥、過敏、混乱などの情緒的な症状、不眠、食欲不振、全身倦怠感、易疲労感、頭痛、…

痛風腎(ツウフウジン)

尿酸の結晶が腎臓に沈着して、尿細管の働きを阻害し、腎臓の働きが低下する病気です。尿量・尿淡白の増加がおこり、進行すると腎不全に陥り生命に関わることもあります。また、腎盂腎炎を併発すると発熱、腰痛などが起き、尿酸の結晶が尿細管の中で固まって…

悪性リンパ腫(アクセイリンパシュ)

白血病や骨髄腫と同じ血液・リンパのがんで、リンパ節や胸腺、扁桃、脾臓などのリンパ組織に腫瘍ができたり、リンパ球ががん化します。腫瘍の組織的な違いから、大きく「ホジキン病」と「非ホジキンリンパ腫」に分けられます。リンパ節などの痛みがなく腫れ…

悪性リンパ腫(アクセイリンパシュ)

白血病や骨髄腫と同じ血液・リンパのがんで、リンパ節や胸腺、扁桃、脾臓などのリンパ組織に腫瘍ができたり、リンパ球ががん化します。腫瘍の組織的な違いから、大きく「ホジキン病」と「非ホジキンリンパ腫」に分けられます。リンパ節などの痛みがなく腫れ…

家族性高脂血症(Familial Hypercholesterolemia;FH)(カゾクセイコウシケッショウ)

遺伝的にLDLコレステロールが高くなる病気です。片親からの遺伝を「ヘテロ」、両親双方から遺伝した重症例を「ホモ」と呼びます。血中のコレステロール値が子供の時から高くなり、正常の2倍のコレステロール値になりますので、男性では30歳頃から、女性でも…

アテローム(アテローム)

皮膚のなかに生じた角質が充満した袋をいい、袋自体が角質をつくる細胞でできているため、徐々に内容である角質が増えていきます。毛穴の奥にある毛包が炎症などを起こす為や、外傷により皮膚の表面の細胞が内部に押しやられ、そこに定着した為に発生します…

アレルギー性鼻炎(アレルギーセイビエン)

アレルギー性鼻炎の症状は、発作性再発性のくしゃみ、水性鼻漏、鼻閉が3主徴であり、症状が1年中ある通年性と季節性に分かれます。季節性アレルギー性鼻炎を花粉症と呼びます。ある特定の原因物質に対する抗体が体の中で合成された後、再びその抗原にさら…

アレルギー性鼻炎(アレルギーセイビエン)

アレルギー性鼻炎の症状は、発作性再発性のくしゃみ、水性鼻漏、鼻閉が3主徴であり、症状が1年中ある通年性と季節性に分かれます。季節性アレルギー性鼻炎を花粉症と呼びます。ある特定の原因物質に対する抗体が体の中で合成された後、再びその抗原にさら…

気管支炎(キカンシエン)

気管支に炎症を起こした状態のことをいいます。急性と慢性のものがあり、急性は炎症全般を指し、慢性になると咳や痰が2年以上続いていて、年に3ヶ月以上継続する物を言います。ただし、気管支喘息や肺結核などの、肺や心疾患もあるものは除きます。<AK></ak>

膿皮症(ノウヒショウ)

化膿菌であるブドウ球菌や連鎖球菌が外部から皮膚に侵入し、化膿性変化をおこす皮膚疾患です。種類としては、毛嚢炎(毛包炎)、せつ、よう、汗腺炎、伝染性膿痂疹、丹毒などがあります。思春期以降の男性の肛門周囲または臀部の皮下膿瘍として発生し、うみ…

大腸憩室炎(ダイチョウケイシツエン)

憩室とは大腸の壁の弱いところにできる袋のことをいい、そこで炎症や、穿孔が起こった状態のことをいいます。多くはS状結腸や左側結腸にできますが、大腸のあらゆる部位にできることもあります。主症状としては、腹痛、下痢、仙痛、排便習慣の変化などがあり…

関節リウマチ(カンセツリウマチ)

全身の炎症性疾患で、関節炎が主な症状です。サイトカインを分泌して免疫において重要な働きをしているリンパ球が異常な働きをする結果、異常な抗体が出現して自己の関節組織に結合して関節炎を引き起こします。関節症状としては関節痛・関節の腫れ・朝のこ…

関節リウマチ(カンセツリウマチ)

全身の炎症性疾患で、関節炎が主な症状です。サイトカインを分泌して免疫において重要な働きをしているリンパ球が異常な働きをする結果、異常な抗体が出現して自己の関節組織に結合して関節炎を引き起こします。関節症状としては関節痛・関節の腫れ・朝のこ…

胎盤機能不全症候群(タイバンキノウフゼンショウコウグン)

胎盤機能が低下したために胎児が低酸素・低栄養状態となり、いろいろな症状を起こすものです。過期妊娠や妊娠高血圧症候群・糖尿病・腎炎などの合併症をもっている場合、また母体が高齢である場合にも胎盤の機能不全が起こることがあります。

胎盤機能不全症候群(タイバンキノウフゼンショウコウグン)

胎盤機能が低下したために胎児が低酸素・低栄養状態となり、いろいろな症状を起こすものです。過期妊娠や妊娠高血圧症候群・糖尿病・腎炎などの合併症をもっている場合、また母体が高齢である場合にも胎盤の機能不全が起こることがあります。

食道アカラシア(ショクドウアカラシア)

アカラシアは、食道と胃をつなぐ食道噴門部の食道括約筋が運動障害を起こす疾患です。食道噴門部の開閉障害もしくは食道蠕動運動の障害により、飲食物の食道通過が困難となります。持続的な嚥下障害があるため、食物の逆流、嘔吐、胸痛、胸やけ、背中の痛み…