生命保険のための医学知識

生命保険、医療保険の引受や支払に関係する医学知識を都度書いてます。

2010-01-01から1年間の記事一覧

視神経乳頭部陥凹

視神経乳頭の陥凹が大きくなる原因は、以下の2つです。 生まれつき視神経乳頭が大きい。 緑内障によって視神経線維が減っている。 一般に視神経乳頭の大きさを1とすると陥凹は0.2~0.3くらいです。上記の1は生理的陥凹とよばれ問題ありません。2は緑内障の…

視神経乳頭部陥没大

視神経乳頭の陥没が大きくなる原因は、以下の2つです。 生まれつき視神経乳頭が大きい。 緑内障によって視神経線維が減っている。 一般に視神経乳頭の大きさを1とすると陥凹は0.2〜0.3くらいです。上記の1は生理的陥凹とよばれ問題ありません。2は緑内障…

レーシック手術(LASIK)(レーシックシュジュツ)

レーザーを用いた屈折矯正手術である。角膜の形状に変化を加えて焦点が網膜で結像するように屈折率を調整して視力回復をする方法。以下のものがある。 スーパーイントラレーシック ラゼック エピレーシック フェイキック IOL イントラ角膜リング 参考サイ…

レーシック手術(LASIK)(レーシックシュジュツ)

レーザーを用いた屈折矯正手術である。角膜の形状に変化を加えて焦点が網膜で結像するように屈折率を調整して視力回復をする方法。以下のものがある。 スーパーイントラレーシック ラゼック エピレーシック フェイキック IOL イントラ角膜リング 参考サイ…

経皮内視鏡的胃ろう増設術(ケイヒナイシキョウテキイロウゾウセツジュツ)

経皮的内視鏡的胃ろう増設術(percutaneous endoscopic gastrostomy; PEG)とは、経腸栄養のために胃に穴を開ける手術です。内視鏡を活用して胃ろう増設を行います。経腸栄養には鼻から胃へチューブを通す経鼻胃管と胃ろう増設があります。 参考サイト オリン…

経皮内視鏡的胃ろう増設術(percutaneous endoscopic gastrostomy; PEG)(ケイヒナイシキョウテキイロウゾウセツジュツ)

経腸栄養のために胃に穴を開ける手術である。経腸栄養には鼻から胃へチューブを通す経鼻胃管と胃ろう増設がある。参考サイト オリンパスPEG(胃ろう)情報サイト http://www.pegnet.jp/ PEGドクターズネットワーク http://www.peg.or.jp/

集束超音波治療(シュウソクチョウオンパリョウホウ)

集束超音波治療(Focused Ultrasound Surgery; FUS)とは、MRIで病巣を撮影し超音波のエネルギーを集中させて腫瘍等を焼却する治療です。 参考サイト 新須磨病院 乳がん百科 乳がんを切らずに治す

集束超音波治療(Focused Ultrasound Surgery; FUS)(シュウソクチョウオンパリョウホウ)

集束超音波治療とは、MRIで病巣を撮影し超音波のエネルギーを集中させて腫瘍等を焼却する治療です。参考サイト 新須磨病院 乳がん百科 乳がんを切らずに治す

肝動脈化学塞栓療法(カンドウミャクカガクソクセンリョウホウ)

肝動脈化学塞栓療法(Transcatheter Arterial Chemoembolizatio; TACE)とは、肝動脈より栄養されている進行肝細胞癌に対し、肝動脈の血流を選択的に遮断することにより癌に栄養分や酸素が行かないようにする治療方法です。DSM(スフェレックス)という塞栓物質…

肝動脈化学塞栓療法(Transcatheter Arterial Chemoembolizatio; TACE)(カンドウミャクカガクソクセンリョウホウ)

肝動脈より栄養されている進行肝細胞癌に対し、肝動脈の血流を選択的に遮断することにより癌に栄養分や酸素が行かないようにする治療方法です。DSM(スフェレックス)という塞栓物質に抗癌剤(マイトマイシンCやアイエー・コール)を併用することが行なわれて…

人格障害(ジンカクショウガイ)

精神医学においては、一般的な成人に比べて極端な考えや行為を行ったりして、結果として社会への適応を著しく困難にしていたり、精神病理学的な症状によって本人が苦しんでいるような人格状態に陥っている人を言います。妄想性人格障害、非社会性人格障害、…

人格障害(ジンカクショウガイ)

精神医学においては、一般的な成人に比べて極端な考えや行為を行ったりして、結果として社会への適応を著しく困難にしていたり、精神病理学的な症状によって本人が苦しんでいるような人格状態に陥っている人を言います。妄想性人格障害、非社会性人格障害、…

リウマチ熱(リウマチネツ)

リウマチ熱は、A群溶連菌に感染して後1~3週間に生じる全身性の非化膿性疾患の一つです。心臓弁膜の障害その他の心臓病が発生し、長い年数をかけて心臓弁膜症を進行させていきます。また関節炎は移動性・多発性で疼痛、発赤、腫脹、圧痛を生じます。

リウマチ熱(リウマチネツ)

A群溶連菌に感染して後1〜3週間に生じる全身性の非化膿性疾患の一つです。心臓弁膜の障害その他の心臓病が発生し、長い年数をかけて心臓弁膜症を進行させていきます。また関節炎は移動性・多発性で疼痛、発赤、腫脹、圧痛を生じます。

放線菌症(ホウセンキンショウ)

放線菌症は、歯肉、歯、扁桃腺にいる嫌気性菌のイスラエル放線菌によって起きる慢性の感染症です。腹部型、顔・頸部型、胸部型、全身型4つのタイプがあり、いずれの感染症でも膿瘍ができます。全身型においては脳と脊髄の放線菌症患者の50%以上に神経損傷…

放線菌症(ホウセンキンショウ)

放線菌症は、歯肉、歯、扁桃腺にいる嫌気性菌のイスラエル放線菌によって起きる慢性の感染症です。腹部型、顔・頸部型、胸部型、全身型4つのタイプがあり、いずれの感染症でも膿瘍ができます。全身型においては脳と脊髄の放線菌症患者の50%以上に神経損傷…

胸腔内異所性子宮内膜症(キョウクウナイイショセイシキュウナイマクショウ)

子宮内膜が異所性(胸腔内)に増殖した状態で、本来の子宮内膜(月経)の周期に合わせて、出血を繰り返します。発症のピークは30~40歳であり、骨盤内子宮内膜症の発症のピークより数年遅れるとされています。発症の形態は、月経随伴性気胸が最も多く(73%)、…

胸腔内異所性子宮内膜症(キョウクウナイイショセイシキュウナイマクショウ)

子宮内膜が異所性(胸腔内)に増殖した状態で、本来の子宮内膜(月経)の周期に合わせて、出血を繰り返します。発症のピークは30〜40歳であり、骨盤内子宮内膜症の発症のピークより数年遅れるとされています。発症の形態は、月経随伴性気胸が最も多く(73%)、…

急性妊娠性脂肪肝(キュウセイニンシンセイシボウカン)

急性妊娠性脂肪肝とは、妊娠後期(平均37週ころ)に発生し、妊娠が終結しないと肝不全となる病態です。妊娠後半期に、嘔吐・頭痛・心窩部痛・全身倦怠感・黄疸・上腹部痛などの症状が出現します。悪化すると低血糖・播種性血管内凝固症候群・消化管出血など…

急性妊娠性脂肪肝(キュウセイニンシンセイシボウカン)

妊娠後期(平均37週ころ)に発生し、妊娠が終結しないと肝不全となる病態です。妊娠後半期に、嘔吐・頭痛・心窩部痛・全身倦怠感・黄疸・上腹部痛などの症状が出現します。悪化すると低血糖・播種性血管内凝固症候群・消化管出血なども出現し、肝不全へ移行…

過活動膀胱(OAB)(カカツドウボウコウ)

尿意切迫感を起こす病気で、尿意切迫感が強いと切迫性尿失禁を起こしたり、昼間頻尿・夜間頻尿などもみられます。神経因性と非神経因性の過活動膀胱があります。神経因性過活動膀胱は、脳卒中などの脳血管障害・パーキンソン病などの脳の障害・脊髄損傷や多…

過活動膀胱(OAB)(カカツドウボウコウ)

尿意切迫感を起こす病気で、尿意切迫感が強いと切迫性尿失禁を起こしたり、昼間頻尿・夜間頻尿などもみられます。神経因性と非神経因性の過活動膀胱があります。神経因性過活動膀胱は、脳卒中などの脳血管障害・パーキンソン病などの脳の障害・脊髄損傷や多…

霰粒腫(サンリュウシュ)

眼瞼にあるマイボーム腺の出口がつまって慢性的な炎症が起きる結果、肉芽腫という塊ができる病気です。麦粒腫と異なり細菌感染を伴わない無菌性の炎症です。症状は眼瞼の腫れや異物感で痛みも赤みもなく、眼瞼にコロコロとした腫瘤を触れます。腫瘤が小さけ…

霰粒腫(サンリュウシュ)

眼瞼にあるマイボーム腺の出口がつまって慢性的な炎症が起きる結果、肉芽腫という塊ができる病気です。麦粒腫と異なり細菌感染を伴わない無菌性の炎症です。症状は眼瞼の腫れや異物感で痛みも赤みもなく、眼瞼にコロコロとした腫瘤を触れます。腫瘤が小さけ…

動脈硬化症(ドウミャクコウカ)

動脈が肥厚し硬化した状態を動脈硬化といい、これによって引き起こされる様々な病態をいいます。動脈硬化の種類にはアテローム性粥状動脈硬化・細動脈硬化・中膜硬化などのタイプがあります。アテローム動脈硬化症は、脂質異常症・糖尿病・高血圧・喫煙など…

動脈硬化症(ドウミャクコウカ)

動脈が肥厚し硬化した状態を動脈硬化といい、これによって引き起こされる様々な病態をいいます。動脈硬化の種類にはアテローム性粥状動脈硬化・細動脈硬化・中膜硬化などのタイプがあります。アテローム動脈硬化症は、脂質異常症・糖尿病・高血圧・喫煙など…

突発性難聴(トッパツセイナンチョウ)

難聴の一種で、特別なきっかけもなく、通常片側の耳があるとき突然に聞こえづらくなる病気です。内耳などに障害が生じる感音性難聴の一種と考えられていますが、現在のところ原因不明です。主症状は難聴ですが、副症状として耳鳴り・めまい・吐き気・嘔吐な…

突発性難聴(トッパツセイナンチョウ)

難聴の一種で、特別なきっかけもなく、通常片側の耳があるとき突然に聞こえづらくなる病気です。内耳などに障害が生じる感音性難聴の一種と考えられていますが、現在のところ原因不明です。主症状は難聴ですが、副症状として耳鳴り・めまい・吐き気・嘔吐な…

とびひ(トビヒ)

黄色ブドウ球菌・連鎖球菌が皮膚の浅い部分に感染し、水疱・膿疱をつくる化膿性の病気で、伝染性膿痂疹といいます。乳幼児に多く、主に夏季に発生します。虫刺され・湿疹などの引っかき傷・怪我などに膜の薄い水疱ができ、手で掻いているうちに周辺だけでな…

とびひ(トビヒ)

黄色ブドウ球菌・連鎖球菌が皮膚の浅い部分に感染し、水疱・膿疱をつくる化膿性の病気で、伝染性膿痂疹といいます。乳幼児に多く、主に夏季に発生します。虫刺され・湿疹などの引っかき傷・怪我などに膜の薄い水疱ができ、手で掻いているうちに周辺だけでな…