生命保険のための医学知識

生命保険、医療保険の引受や支払に関係する医学知識を都度書いてます。

耳鼻科

特発性両側性感音難聴(トクハツセイリョウガワセイカンオンナンチョウ)

進行する両側性感音難聴のうち原因不明のものをいいます。左右の難聴の程度が異なることもあり、また、進行の程度も急激に進行する場合や徐々に段階的に進行する場合もあります。多くの場合、随判症状として耳鳴りを伴い、難聴が両側に生じるためのコミュニ…

耳鳴り(ミミナリ)

実際には音がしていないのにも関わらず、何かが聞こえるように感じる現象です。難聴とともに出現することが多く、軽い不快感から、不眠・うつ状態など大小のストレスを引き起こします。耳鳴りは本人にしか聞こえない自覚的耳鳴と、聴覚の異常ではなく耳の周…

めまい(メマイ)

めまいは目が回るようなくらくらとした感覚の総称で、眩暈・目眩・眩冒などと書きます。視覚、平衡感覚と固有感覚の不統合によって生じる感覚と言われています。三半規管・前庭神経・脳幹の異常など前庭神経核より末梢の障害で生じる回転性めまい、回転性め…

鼻中隔彎曲症(ビチュウカクワンキョクショウ)

アレルギー性鼻炎や慢性副鼻腔炎の原因の一つです。鼻閉のために口呼吸やいびき、においがわからないなどの症状があります。鼻中隔を構成する軟骨と骨との成長の差により彎曲します。肥厚性鼻炎を合併していることも多く、手術治療として鼻中隔彎曲症矯正手…

滲出性中耳炎(シンシュツセイチュウジエン)

中耳腔に滲出液(貯留液)が貯留した状態であり、中耳炎の1種です。基本的には、耳閉感のみで痛みはありません。急性中耳炎に引き続き起こることが多くなっています。鼓膜や耳小骨の動きがわるくなり、外耳道を伝わってきた音が鼓膜から耳小骨そして内耳へと…

中耳炎(チュウジエン)

中耳腔に起こる様々な障害によって生じる炎症の総称で、発症様式、あるいは病態によって細かく分類され、治療法もそれぞれ異なります。細菌感染症であることが多くなっていますが、ウイルス感染の場合もあります。慢性化すると、硬膜外膿瘍、硬膜内膿瘍、髄…

アデノイド(咽頭扁桃増殖症)(アデノイド・イントウヘントウゾウショクショウ)

咽頭扁桃の肥大が原因で、鼻や耳、のどなどに慢性の炎症を引き起こす事をいいます。鼻詰まりや鼻呼吸の障害による口呼吸、夜間のいびきや睡眠時無呼吸症候 群、鼻水の排泄障害による鼻炎や副鼻腔炎の慢性化が起こります。また、全身的にも影響を及ぼし、耳管…

突発性難聴(トッパツセイナンチョウ)

難聴の一種で、特別なきっかけもなく、通常片側の耳があるとき突然に聞こえづらくなる病気です。内耳などに障害が生じる感音性難聴の一種と考えられていますが、現在のところ原因不明です。主症状は難聴ですが、副症状として耳鳴り・めまい・吐き気・嘔吐な…

突発性難聴(トッパツセイナンチョウ)

難聴の一種で、特別なきっかけもなく、通常片側の耳があるとき突然に聞こえづらくなる病気です。内耳などに障害が生じる感音性難聴の一種と考えられていますが、現在のところ原因不明です。主症状は難聴ですが、副症状として耳鳴り・めまい・吐き気・嘔吐な…

耳硬化症(ジコウカショウ)

耳小骨のなかで最も深部にあって、内耳に振動を伝えているアブミ骨が動きにくくなる病気です。アブミ骨底板と周囲の骨との間が動きにくくなり、伝音難聴を起こし、進行すると感音難聴や混合難聴になります。

耳硬化症(ジコウカショウ)

耳小骨のなかで最も深部にあって、内耳に振動を伝えているアブミ骨が動きにくくなる病気です。アブミ骨底板と周囲の骨との間が動きにくくなり、伝音難聴を起こし、進行すると感音難聴や混合難聴になります。

難聴(ナンチョウ)

難聴の原因は多様であり、伝音性難聴は、外耳・鼓膜・中耳に原因があるために起り、感音性難聴は、メニエール病・突発性難聴など内耳に原因がある場合や、騒音・薬によるもの・内耳奇形などの先天性・感染によるものなど、また、その他に聴神経腫瘍や脳血管…

難聴(ナンチョウ)

難聴の原因は多様であり、伝音性難聴は、外耳・鼓膜・中耳に原因があるために起り、感音性難聴は、メニエール病・突発性難聴など内耳に原因がある場合や、騒音・薬によるもの・内耳奇形などの先天性・感染によるものなど、また、その他に聴神経腫瘍や脳血管…

外耳道炎(ガイジドウエン)

外耳道の皮膚の傷からカビや細菌が感染し炎症を起した状態です。耳鳴りや、耳周囲のリンパ腺が腫れます。慢性化すると激しい耳の痛みや耳漏を伴う悪性外耳炎を起こし、骨にまで進行して他の病気を併発させることもあります。→ 詳細は外耳炎を参照して下さい。

外耳道炎(ガイジドウエン)

外耳道の皮膚の傷からカビや細菌が感染し炎症を起した状態です。耳鳴りや、耳周囲のリンパ腺が腫れます。慢性化すると激しい耳の痛みや耳漏を伴う悪性外耳炎を起こし、骨にまで進行して他の病気を併発させることもあります。

蓄膿症(チクノウショウ)

鼻腔の炎症が副鼻腔に波及したものが副鼻腔炎です。副鼻腔には、上顎洞・篩骨洞・前頭洞・蝶形骨洞の4つが各々左右にあります。慢性と急性があり、症状は鼻閉・鼻漏・頭痛・顔面痛などの症状があります。 → 詳細は副鼻腔炎を参照して下さい。

蓄膿症(チクノウショウ)

鼻腔の炎症が副鼻腔に波及したものが副鼻腔炎です。副鼻腔には、上顎洞・篩骨洞・前頭洞・蝶形骨洞の4つが各々左右にあります。慢性と急性があり、症状は鼻閉・鼻漏・頭痛・顔面痛などの症状があります。

鼻茸(ハナタケ)

副鼻腔粘膜から生じる炎症性増殖性の腫瘤で、茎を有する洋梨状・釣り鐘状で、鼻ポリープとも呼ばれています。発症原因は種々の因子が関与しているものと考えられており、特に副鼻腔炎・アレルギー性鼻炎・気管支喘息との合併が多くなっています。

鼻茸(ハナタケ)

副鼻腔粘膜から生じる炎症性増殖性の腫瘤で、茎を有する洋梨状・釣り鐘状で、鼻ポリープとも呼ばれています。発症原因は種々の因子が関与しているものと考えられており、特に副鼻腔炎・アレルギー性鼻炎・気管支喘息との合併が多くなっています。

喉頭癌(コウトウガン)

声帯のある声門、それより上を声門上、下を声門下と呼び3つの部位に分類されます。がんの発生部位により初期症状は異なりますが、最も多い声門がんでは、ほぼ全ての症例で嗄声がみられ、進行すると声門が狭くなる為に呼吸困難症状が現れ、血痰が出る場合も…

喉頭癌(コウトウガン)

声帯のある声門、それより上を声門上、下を声門下と呼び3つの部位に分類されます。がんの発生部位により初期症状は異なりますが、最も多い声門がんでは、ほぼ全ての症例で嗄声がみられ、進行すると声門が狭くなる為に呼吸困難症状が現れ、血痰が出る場合も…

音響外傷(オンキョウガイショウ)

内耳の蝸牛が瞬間、あるいは比較的短時間に聞いた大きな音のために障害を受けて急激に発症する難聴をいいます。強大な音を聞いた直後から耳閉塞感がおこり、それがおさまってから耳鳴りや難聴になります。突発性難聴に準じた治療が行われ、副腎皮質ステロイ…

音響外傷(オンキョウガイショウ)

内耳の蝸牛が瞬間、あるいは比較的短時間に聞いた大きな音のために障害を受けて急激に発症する難聴をいいます。強大な音を聞いた直後から耳閉塞感がおこり、それがおさまってから耳鳴りや難聴になります。突発性難聴に準じた治療が行われ、副腎皮質ステロイ…

耳鳴り(ミミナリ)

実際には音がしていないのにも関わらず、何かが聞こえるように感じる現象です。難聴とともに出現することが多く、軽い不快感から、不眠・うつ状態など大小のストレスを引き起こします。耳鳴りは本人にしか聞こえない自覚的耳鳴と、聴覚の異常ではなく耳の周…

めまい(メマイ)

めまいは目が回るようなくらくらとした感覚の総称で、眩暈・目眩・眩冒などと書きます。視覚、平衡感覚と固有感覚の不統合によって生じる感覚と言われています。三半規管・前庭神経・脳幹の異常など前庭神経核より末梢の障害で生じる回転性めまい、回転性め…

嚥下障害(エンカショウガイ)

嚥下は、舌の運動により食べ物を口腔から咽頭に送る口腔期、嚥下反射により食べ物を食道に送る咽頭期、食道の蠕動運動により胃まで運ぶ食道期に分けられ、これらが障害を受けるさまざまな疾患で起ります。脳梗塞・脳出血などの脳血管障害、神経や筋疾患など…

花粉症(カフンショウ)

吸入性アレルゲンによるI型アレルギー反応が関係し、くしゃみ・水性鼻漏・鼻閉を3主徴とする疾患を、鼻アレルギーあるいはアレルギー性鼻炎といいます。そのなかでも症状の好発時期が季節性のものを花粉症と呼びます。主な症状は、くしゃみ、水性鼻漏、鼻…

鼻中隔彎曲症(ビチュウカクワンキョクショウ)

アレルギー性鼻炎や慢性副鼻腔炎の原因の一つです。鼻閉のために口呼吸やいびき、においがわからないなどの症状があります。鼻中隔を構成する軟骨と骨との成長の差により彎曲します。肥厚性鼻炎を合併していることも多く、手術治療として鼻中隔彎曲症矯正手…

扁桃炎・扁桃腺炎(ヘントウエン・ヘントウセンエン)

扁桃は口や鼻からウィルスや細菌の体内への侵入を阻止するリンパ組織です。扁桃腺の腫れには、急性扁桃腺炎と慢性扁桃腺炎があります。急性扁桃腺炎は抗生剤等の内服により2〜3日で治ることが多いですが、慢性扁桃腺炎になると扁桃腺摘出手術が必要となり…

扁桃炎・扁桃腺炎(ヘントウエン・ヘントウセンエン)

扁桃は口や鼻からウィルスや細菌の体内への侵入を阻止するリンパ組織です。扁桃腺の腫れには、急性扁桃腺炎と慢性扁桃腺炎があります。急性扁桃腺炎は抗生剤等の内服により2~3日で治ることが多いですが、慢性扁桃腺炎になると扁桃腺摘出手術が必要となり…