生命保険のための医学知識

生命保険、医療保険の引受や支払に関係する医学知識を都度書いてます。

2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

膀胱結石(ボウコウケッセキ)

尿管結石が膀胱まで落ち、前立腺肥大症などの通過障害により排尿時に尿道から石が排出されず膀胱内で生長した状態です。また、前立腺肥大症や神経因性膀胱などの通過障害で尿が膀胱内に停滞し、そこに細菌感染により膀胱内で尿が濁り石が発生することもあり…

膀胱結石(ボウコウケッセキ)

尿管結石が膀胱まで落ち、前立腺肥大症などの通過障害により排尿時に尿道から石が排出されず膀胱内で生長した状態です。また、前立腺肥大症や神経因性膀胱などの通過障害で尿が膀胱内に停滞し、そこに細菌感染により膀胱内で尿が濁り石が発生することもあり…

フォンビルブランド病(フォンビルブランドビョウ)

血友病とならぶ出血性疾患である。原因は、血小板凝集に重要な役割を果たす巨大血漿タンパク質(500-20000 kDa)であるフォンビルブランド因子(von Willebrand factor;VWF)の欠乏による。

フォンビルブランド病(vWD)(フォンビルブランドビョウ)

血友病とならぶ出血性疾患である。原因は、血小板凝集に重要な役割を果たす巨大血漿タンパク質(500−20000 kDa)であるフォンビルブランド因子(von Willebrand factor:VWF)の欠乏による。

不眠症(フミンショウ)

平常時と比較して睡眠時間が短くなり、身体や精神に不調が現れる病気で、睡眠障害の一種です。寝つきの悪くなる入眠障害、眠りが浅く目が覚めてしまう熟眠障害、朝早く目が覚めて眠れない早朝覚醒などの種類があります。急激なストレス状況に対する一時的反…

ブルガダ症候群(Brugada)(ブルガダショウコウグン)

突然に「心臓けいれん」ともいえる致死的な不整脈である心室細動をきたし、失神を起こしたり、時に突然死にもつながると考えられている原因不明の心臓病です。突然に心室細動が出現し、何の兆候もなく突然失神をきたすため、その場での救急蘇生、電気ショッ…

もやもや病(ウイリス動脈輪閉塞症)(モヤモヤビョウ・ウイリスドウミャクワヘイソクショウ)

頭蓋内の内頸動脈末端部、前大脳動脈・中大脳動脈起始部にかけて狭窄あるいは閉塞があるため、側副血行路として基底核部・脳底部に異常血管網(もやもや血管)が発達した脳血管の病気です。若年型では、走る、泣く、熱い食べ物の吹き冷ましなどの過換気によ…

ファロー四徴症(Tetralogy of Fallot;TOF)(ファローシチョウショウ)

大きい心室中隔欠損があり、右心室の出口(漏斗部)が狭い病気です。肺動脈狭窄(漏斗部狭窄)、心室中隔欠損、右心室肥大、大動脈騎乗の4つの奇形を合併していることにより、全身に送られる動脈血に血中二酸化炭素濃度の高い静脈血が増加するため、チアノ…

フィッシャー症候群(フィッシャーショウコウグン)

目が動かなくなり、身体がふらついてうまく歩けなくなる病気で、多くは風邪をひいたり下痢をしたりした後数日して急に症状がでてきます。原因不明ですが、免疫系の異常により自己の神経を攻撃するためと考えられています。目が動かなくなるために物が二重に…

フィッシャー症候群(フィッシャーショウコウグン)

目が動かなくなり、身体がふらついてうまく歩けなくなる病気で、多くは風邪をひいたり下痢をしたりした後数日して急に症状がでてきます。原因不明ですが、免疫系の異常により自己の神経を攻撃するためと考えられています。目が動かなくなるために物が二重に…

百日咳(ヒャクニチゼキ)

特有のけいれん性の咳発作(痙咳発作)を特徴とする急性気道、呼吸器感染症の一種です。百日咳菌の感染により発症し、菌がつくる毒素により咳がでます。最初は風邪の初期症状にも見える症状が続き、そのうちに、主に夜間に喘息のように咳が発作的に長く続く…

溶連菌感染症(ヨウレンキンカンセンショウ)

A群β溶血性連鎖状球菌という細菌が咽頭、扁桃腺に感染して発症します。咽頭炎・扁桃腺炎、口蓋の点状紅斑・点状出血斑、イチゴ舌、全身発疹(猩紅熱)、皮膚落屑、頭痛、嘔吐などがあります。また、中耳炎・気管支炎・リンパ節炎・副鼻腔炎・急性腎炎・リウ…

ナルコレプシー(ナルコプレシー)

昼間の耐えがたい眠気や、笑い・喜び等の感情が昂ぶった際に全身の力が抜けてしまう情動脱力発作、入眠時に現れる金縛りのような睡眠麻痺や、入眠時幻覚を主な症状とする慢性疾患です。原因不明ですが、何らかの体質的要因や、オレキシンという脳内物質の低…

脳梗塞(ノウソクセン)

脳の血管が詰まったり何らかの原因で脳の血のめぐりが低下し、脳組織が酸素欠乏や栄養不足に陥り、その状態が続いた結果その部位の脳組織が壊死してしまったものをいいます。高齢者の男性に多く、高血圧・糖尿病・高脂血症・心臓病・ストレス・喫煙・飲酒な…

ページェット病(Paget)(ページェットビョウ)

乳房・腋窩・会陰部・肛門周囲などに発生する上皮内癌で、進行するとページェット癌になります。乳房部では、乳管浅部がんの皮膚への浸潤、その他、外陰部や肛門の周囲や腋窩に生じます。境界が比較的はっきりした淡紅色から褐色調、またはびらんや粉(鱗屑…

ベーチェット病(Behcet's disease)(ベーチェットビョウ)

口腔粘膜のアフタ性潰瘍、外陰部潰瘍、皮膚症状、眼症状の4つの症状を主症状とする慢性再発性の全身性炎症性疾患です。原因不明で、再発・寛解を繰り返し、目、口、皮膚、外陰部の他、中枢・末梢神経、消化管、関節、血管などを侵します。<AK></ak>

肺気腫(ハイキシュ)

呼吸細気管支と肺胞が拡張し、破壊される疾患です。徐々に進行し、肺胞が拡張と破壊を繰り返すとブラという袋を形成し、肺の血管が細くなったり、肺全体が膨張し、呼吸筋である横隔膜を押し下げたり、心臓を圧迫したりします。自覚としては、体動時の息切れ…

肺水腫(ハイスイシュ)

血液の液体成分が血管の外へ滲み出した状態をいいます。肺内で液体成分がたまるため肺のガス交換が障害されて、低酸素血症となり、呼吸困難が現れます。原因は大きく分けて2つあり、肺の毛細血管静水圧が上昇したために液体成分が漏れ出るもの(静水圧性)…

白蝋病(ハクロウビョウ)

チェーンソーを使用する山林労働者に起こる職業病です。一般に振動工具の長期間使用により、血管運動神経障害が起こることが原因です。臨床症状には、四肢の間欠的な蒼白、チアノーゼ、しびれ、疼痛などがあります。さらに進行すると手首、肘、肩の関節障害…

白蝋病(ハクロウビョウ)

チェーンソーを使用する山林労働者に起こる職業病です。一般に振動工具の長期間使用により、血管運動神経障害が起こることが原因です。臨床症状には、四肢の間欠的な蒼白、チアノーゼ、しびれ、疼痛などがあります。さらに進行すると手首、肘、肩の関節障害…

多発性嚢胞腎(タハツセイノウホウジン)

腎臓に嚢胞がたくさんできて、腎臓の働きが徐々に低下していく、遺伝性の病気です。肉眼的血尿、腰・背部痛、腹部膨満感、頭痛、上部尿路感染症の症状、高血圧、蛋白尿、吐き気などが症状・徴候としてみられ、徐々に腎機能が低下し、多くの場合腎不全に至り…

多発性嚢胞腎(タハツセイノウホウジン)

腎臓に嚢胞がたくさんできて、腎臓の働きが徐々に低下していく、遺伝性の病気です。肉眼的血尿、腰・背部痛、腹部膨満感、頭痛、上部尿路感染症の症状、高血圧、蛋白尿、吐き気などが症状・徴候としてみられ、徐々に腎機能が低下し、多くの場合腎不全に至り…

鼠径ヘルニア(ソケイヘルニア)

足の付け根である鼠径部に、腸などの臓器の一部が飛び出した状態をいいます。鼠頸部にこぶのような膨らみがあり触ると柔らかく、初期のころは起立時やお腹に力を入れた時に鼠径部の皮膚の下に腹膜や腸の一部などが突出し、指で押さえると引っ込みます。次第…

円錐角膜(エンスイカクマク)

中央部の角膜が薄くなり、角膜が前方へ円錐状に突出していく非炎症性変性疾患です。不正乱視がおこり、視力が低下します。原因不明ですが、遺伝やアトピー、眼を擦ること、コンタクト装用などが関係すると考えられています。ハードコンタクトレンズによる矯…

双極性障害(躁うつ病)(ソウキョクセイショウガイ・ソウウツビョウ)

躁状態とうつ状態を繰返し、躁鬱病ともいいます。ストレスが発症のきっかけになり、遺伝的な体質によりセロトニンなどの神経伝達物質に対する過敏性がおきる為、神経伝達が不安定になると考えられます。一旦回復しても、完治せずに再発することが多く、生涯…

双極性障害(躁うつ病)(ソウキョクセイショウガイ・ソウウツビョウ)

躁状態とうつ状態を繰返し、躁鬱病ともいいます。ストレスが発症のきっかけになり、遺伝的な体質によりセロトニンなどの神経伝達物質に対する過敏性がおきる為、神経伝達が不安定になると考えられます。一旦回復しても、完治せずに再発することが多く、生涯…

スティーブン・ジョンソン症候群(スティーブン・ジョンソンショウコウグン)

高熱とともに口唇、口腔、眼結膜、外陰部に高度の発赤、びらん、出血などの粘膜病変がおき、さらに全身の皮膚に紅斑、水疱、びらんが認められる重篤な全身性疾患です。原因の多くは抗生物質製剤、解熱鎮痛消炎剤、抗てんかん剤、消化性潰瘍用剤、催眠鎮静剤…

スティーブン・ジョンソン症候群(スティーブン・ジョンソンショウコウグン)

高熱とともに口唇、口腔、眼結膜、外陰部に高度の発赤、びらん、出血などの粘膜病変がおき、さらに全身の皮膚に紅斑、水疱、びらんが認められる重篤な全身性疾患です。原因の多くは抗生物質製剤、解熱鎮痛消炎剤、抗てんかん剤、消化性潰瘍用剤、催眠鎮静剤…

髄膜腫(ズイマクシュ)

脳を包む硬膜から発生し、脳を圧迫しながらゆっくり大きくなる腫瘍の総称です。大脳の表面にできた場合にはてんかん発作、半身麻痺、精神症状などがおこり、頭蓋底部に発生した場合には視野障害、視力障害、複視などの目の症状がおこるなど、腫瘍が発生する…

髄膜腫(ズイマクシュ)

脳を包む硬膜から発生し、脳を圧迫しながらゆっくり大きくなる腫瘍の総称です。大脳の表面にできた場合にはてんかん発作、半身麻痺、精神症状などがおこり、頭蓋底部に発生した場合には視野障害、視力障害、複視などの目の症状がおこるなど、腫瘍が発生する…