生命保険のための医学知識

生命保険、医療保険の引受や支払に関係する医学知識を都度書いてます。

2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

伝染性紅斑(デンセンセイコウハン)

ヒトパルボウイルスB19による感染症で、通称リンゴ病と言われています。感染7日目ごろから発熱、頭痛、悪寒、筋肉痛などの非特異的症状がみられ、その後いったん無症状期に入った後に、両側の頬や体幹・四肢にも紅斑がでます。小児の場合は赤発のみの場…

伝染性紅斑(デンセンセイコウハン)

ヒトパルボウイルスB19による感染症で、通称リンゴ病と言われています。感染7日目ごろから発熱、頭痛、悪寒、筋肉痛などの非特異的症状がみられ、その後いったん無症状期に入った後に、両側の頬や体幹・四肢にも紅斑がでます。小児の場合は赤発のみの場…

脳動静脈奇形(ノウドウジョウミャクキケイ)

動脈と静脈の間にナイダスという異常な血管ができる病気が動静脈奇形で、身体のどこにでもできますが、脳にできたものが脳動静脈奇形で、先天性疾患です。一般に症状はなく、若年性のクモ膜下出血を発症して発見されるか、人間ドック等で偶然見つかるケース…

脳動静脈奇形(ノウドウジョウミャクキケイ)

動脈と静脈の間にナイダスという異常な血管ができる病気が動静脈奇形で、身体のどこにでもできますが、脳にできたものが脳動静脈奇形で、先天性疾患です。一般に症状はなく、若年性のクモ膜下出血を発症して発見されるか、人間ドック等で偶然見つかるケース…

脊髄炎(セキズイエン)

脊髄を構成する頸髄・胸髄・腰髄・仙髄のいずれかに炎症が生じた状態をいいます。原因は、原因不明な特発性、ウイルス・細菌・寄生虫などの感染による感染性または感染後性、全身性エリテマトーデスなどの膠原病または類縁疾患に合併するもの、多発性硬化症…

脊髄炎(セキズイエン)

脊頸髄・胸髄・腰髄・仙髄のいずれかに炎症が生じた状態をいいます。原因は、原因不明な特発性、ウイルス・細菌・寄生虫などの感染による感染性または感染後性、全身性エリテマトーデスなどの膠原病または類縁疾患に合併するもの、多発性硬化症・急性散在性…

四十肩(シジュウガタ)

加齢による退行変性や、それに加わる軽微な外傷が招く肩関節痛と、運動制限を引き起こす癒着性肩関節包炎を指します。

四十肩(シジュウガタ)

加齢による退行変性や、それに加わる軽微な外傷が招く肩関節痛と、運動制限を引き起こす癒着性肩関節包炎を指します。 → 詳細は五十肩を参照して下さい。

脊柱すべり症(セキチュウスベリショウ)

脊椎がずれて神経を刺激するために起こる病気で、椎弓部が分離して起こる脊椎分離すべり症と、脊椎骨の関節が変形して起こる脊椎変性すべり症があり、腰痛や足のしびれの原因となります。治療は、痛みがある場合は神経への圧迫を取り除き脊椎を固定する手術…

脊柱すべり症(セキチュウスベリショウ)

脊椎がずれて神経を刺激するために起こる病気で、椎弓部が分離して起こる脊椎分離すべり症と、脊椎骨の関節が変形して起こる脊椎変性すべり症があり、腰痛や足のしびれの原因となります。治療は、痛みがある場合は神経への圧迫を取り除き脊椎を固定する手術…

接触性皮膚炎(セッショクセイヒフエン)

急性皮膚疾患の一つで、いわゆるかぶれのことです。一次刺激性接触皮膚炎は、原因物質の接触によって皮膚の炎症を誘発し、原因物質の毒性の強さによって、症状の強さが決まります。また、アレルギー性接触皮膚炎は、原因物質にアレルギーがある人に生じ、原…

接触性皮膚炎(セッショクセイヒフエン)

急性皮膚疾患の一つで、いわゆるかぶれのことです。一次刺激性接触皮膚炎は、原因物質の接触によって皮膚の炎症を誘発し、原因物質の毒性の強さによって、症状の強さが決まります。また、アレルギー性接触皮膚炎は、原因物質にアレルギーがある人に生じ、原…

早産(ソウザン)

在胎週数が22週~36週で出産することをいいい、基本的には児は適切な保育で生存可能です。早産で生まれた児のことを早産児または低出生体重児と呼びます。前置胎盤、妊娠高血圧症候群、常位胎盤早期剥離などによって母児救命のために行う人工早産と切迫…

早産(ソウザン)

在胎週数が22週〜36週で出産することをいいい、基本的には児は適切な保育で生存可能です。早産で生まれた児のことを早産児または低出生体重児と呼びます。前置胎盤、妊娠高血圧症候群、常位胎盤早期剥離などによって母児救命のために行う人工早産と切迫…

乳腺線維腺腫(ニュウセンセンイセンシュ)

若年女性に最も多い良性乳腺腫瘤で、乳腺の分泌腺が増殖する管内型と、乳腺周囲の間質が増殖する管周囲型、両者が混在しているものがあります。思春期以降に発症することが多いので、卵巣ホルモンが何らかの発症原因になっていると考えられます。

乳腺線維腺腫(ニュウセンセンイセンシュ)

若年女性に最も多い良性乳腺腫瘤で、乳腺の分泌腺が増殖する管内型と、乳腺周囲の間質が増殖する管周囲型、両者が混在しているものがあります。思春期以降に発症することが多いので、卵巣ホルモンが何らかの発症原因になっていると考えられます。

脊柱管狭窄症(セキチュウカンキョウサクショウ)

先天的または後天的に脊柱管が狭くなって、脊髄や神経根が圧迫される病気です。後天性の場合は、加齢・外傷による椎骨の退行性の変化・軟部組織の肥厚が原因となり、腰椎の場合はすべり症・黄色靭帯の肥厚・石灰化なども原因となります。頸椎および腰椎に起…

脊柱管狭窄症(セキチュウカンキョウサクショウ)

先天的または後天的に脊柱管が狭くなって、脊髄や神経根が圧迫される病気です。後天性の場合は、加齢・外傷による椎骨の退行性の変化・軟部組織の肥厚が原因となり、腰椎の場合はすべり症・黄色靭帯の肥厚・石灰化なども原因となります。頸椎および腰椎に起…

舌がん(ゼツガン)

口腔がんの一つです。舌前方と舌下面の範囲で発生する腫瘍で、好発部位は舌の両側縁です。初期症状は白斑や紅斑を含むびらんや潰瘍であり、進展するに従い結節等も認められます。発症要因として考えられているのは、飲酒や喫煙などの化学的な慢性刺激、歯に…

前立腺癌(ゼンリツセンガン)

前立腺の外側にある被膜から発生する癌で、様々な組織型の悪性腫瘍を生じますが、殆どは腺癌です。50歳以降に発症する場合が多く、45歳以下での罹患の場合は家族性のことが多くなっています。症状は前立腺肥大症と同様なものが多く、頻尿・切迫尿意・夜…

前立腺癌(ゼンリツセンガン)

前立腺の外側にある被膜から発生する癌で、様々な組織型の悪性腫瘍を生じますが、殆どは腺癌です。50歳以降に発症する場合が多く、45歳以下での罹患の場合は家族性のことが多くなっています。症状は前立腺肥大症と同様なものが多く、頻尿・切迫尿意・夜…

大腸癌(ダイチョウガン)

大腸癌とは、盲腸・結腸・直腸を含む大腸に発生する癌腫のことをいいます。大腸の壁は粘膜・粘膜下層・筋層にわかれており、粘膜内や粘膜下層までの癌の場合は内視鏡切除や手術で完治します。卵巣癌・子宮癌・乳がんに罹患した既往歴がある人、家族性大腸腺…

大腸癌(ダイチョウガン)

盲腸・結腸・直腸を含む大腸に発生する癌腫のことをいいます。大腸の壁は粘膜・粘膜下層・筋層にわかれており、粘膜内や粘膜下層までの癌の場合は内視鏡切除や手術で完治します。卵巣癌・子宮癌・乳がんに罹患した既往歴がある人、家族性大腸腺腫症で全大腸…

セミノーマ(セミノーマ)

通常良性の片側性孤立性の精巣腫瘍です。受精後の初期のまだそれぞれの細胞が全く成熟、分化、機能を持たない時期の細胞を胚細胞といい、そこから発生した胚細胞腫瘍の一つです。肺・骨・肝臓・脳に転移することがあります。

天疱瘡(テンポウソウ)

自己免疫性水疱症ともいい、皮膚の表皮・粘膜の上皮のある成分を攻撃する抗体が作られ、表皮の細胞がバラバラに離れて皮膚に水疱が現れる病気です。抗体が作られる原因は不明で、本来の体質に生活習慣や環境の影響が加わって生じると考えられています。最も…

天疱瘡(テンポウソウ)

自己免疫性水疱症ともいい、皮膚の表皮・粘膜の上皮のある成分を攻撃する抗体が作られ、表皮の細胞がバラバラに離れて皮膚に水疱が現れる病気です。抗体が作られる原因は不明で、本来の体質に生活習慣や環境の影響が加わって生じると考えられています。最も…

胆嚢ポリープ(タンノウポリープ)

胆嚢の周囲の粘膜面と区別できる、2cm以下の限局性の粘膜の盛り上がりをいい、腫瘍性のポリープと非腫瘍性のポリープとがあります。殆どの場合、症状が現れることはありませんが、できる場所や大きさによって腹痛や不快感などが現れる場合もあります。上腹…

胆嚢ポリープ(タンノウポリープ)

胆嚢の周囲の粘膜面と区別できる、2cm以下の限局性の粘膜の盛り上がりをいい、腫瘍性のポリープと非腫瘍性のポリープとがあります。殆どの場合、症状が現れることはありませんが、できる場所や大きさによって腹痛や不快感などが現れる場合もあります。上腹…

躁病(ソウビョウ)

気分障害の一つで、気分が高揚し支離滅裂な言動を発したりする状態になります。病気としての自覚症状が薄いですが、放置すると極端なうつ状態に落ち込むこともあるため、早期の治療が必要です。症状としては、気分の異常な高揚・自己の過大評価・他者への干…

躁病(ソウビョウ)

気分障害の一つで、気分が高揚し支離滅裂な言動を発したりする状態になります。病気としての自覚症状が薄いですが、放置すると極端なうつ状態に落ち込むこともあるため、早期の治療が必要です。症状としては、気分の異常な高揚・自己の過大評価・他者への干…