生命保険のための医学知識

生命保険、医療保険の引受や支払に関係する医学知識を都度書いてます。

2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

掌蹠膿胞症性骨関節炎(ショウセキノウホウショウセイコツカンセツエン)

掌蹠膿胞症性骨関節炎とは、掌蹠膿疱症とともに、骨の石灰化・ 関節の癒着などをきたす病気です。掌蹠膿疱症のうち約4割におこります。そのうち約8割はまず胸骨・鎖骨・肋骨に起こり、骨盤・脊椎、まれに膝関節・大腿骨・下顎骨に起こります。関節炎の程度は…

新生児ループス症候群(シンセイジループスショウコウグン)

新生児ループす症候群とは、母親の自己抗体が胎盤を介して、胎児および新生児に障害をあたえる後天性の自己免疫症候群です。主な症状としては心臓の伝導障害・皮膚症状・肝機能障害・血液障害などがあります。心症状以外の症状は、一過性かつ可逆的な障害で…

CINCA症候群

CINCA症候群(Chronic infantile neurological cutaneous and articular syndrome; CINCA)とは、慢性乳児神経皮膚関節炎症候群といい、自己炎症性疾患の一つです。持続性の発疹がみられ、頻繁に生じる発熱により発疹が悪化することが多く、多数の炎症性疾患の…