生命保険のための医学知識

生命保険、医療保険の引受や支払に関係する医学知識を都度書いてます。

2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

覚醒剤中毒(カクセイザイチュウドク)

覚醒剤の依存の状態をいいます。使用時当初は爽快・疲労感軽減・不眠・食欲不振などの中枢刺激作用が現れますが、中断すると焦燥感や怒りやすい状態になり、その苦痛から逃れるために連用し依存に陥るといわれています。中毒状態になると、集中困難をはじめ…

覚醒剤中毒(カクセイザイチュウドク)

覚醒剤の依存の状態をいいます。使用時当初は爽快・疲労感軽減・不眠・食欲不振などの中枢刺激作用が現れますが、中断すると焦燥感や怒りやすい状態になり、その苦痛から逃れるために連用し依存に陥るといわれています。中毒状態になると、集中困難をはじめ…

顎変形症(ガクヘンケイショウ)

上顎骨あるいは下顎骨の大きさや形・位置などの異常によって、顔面の変形と、噛み合わせの異常を起こしている病態をいいます。幼少期に認められた顎顔面の変形が成長発育に伴ってより顕著になると考えられます。先天性のものでは、口唇口蓋裂、症候群性頭蓋…

顎変形症(ガクヘンケイショウ)

上顎骨あるいは下顎骨の大きさや形・位置などの異常によって、顔面の変形と、噛み合わせの異常を起こしている病態をいいます。幼少期に認められた顎顔面の変形が成長発育に伴ってより顕著になると考えられます。先天性のものでは、口唇口蓋裂、症候群性頭蓋…

角膜炎(カクマクエン)

角膜に炎症をきたした状態を総称したものです。角膜炎の原因としては、種々の角膜感染症、外傷、紫外線・放射線、種々の眼科手術、角膜異物、アレルギー性疾患、自己免疫性疾患、コンタクトレンズ障害、ドライアイ、その他さまざまな原因があり、なかには原…

角膜炎(カクマクエン)

角膜に炎症をきたした状態を総称したものです。角膜炎の原因としては、種々の角膜感染症、外傷、紫外線・放射線、種々の眼科手術、角膜異物、アレルギー性疾患、自己免疫性疾患、コンタクトレンズ障害、ドライアイ、その他さまざまな原因があり、なかには原…

角膜潰瘍(カクマクカイヨウ)

角膜組織が障害を受けて実質に及ぶ組織欠損をきたした状態をいいます。原因としては角膜感染症が最も多いのですが、外傷、手術侵襲、自己免疫疾患、三叉神経や顔面神経の麻痺、重症のドライアイなどで生じることもあります。症状は、病変の原因、位置、大き…

角膜潰瘍(カクマクカイヨウ)

角膜組織が障害を受けて実質に及ぶ組織欠損をきたした状態をいいます。原因としては角膜感染症が最も多いのですが、外傷、手術侵襲、自己免疫疾患、三叉神経や顔面神経の麻痺、重症のドライアイなどで生じることもあります。症状は、病変の原因、位置、大き…

角膜ヘルペス(カクマクヘルペス)

潜伏していた単純ヘルペスウイルスが、体の抵抗力が低下したときなどに活性化されて起こる感染症です。点眼薬で治療すれば症状は治まりますが、角膜に混濁が残ると視力回復が難しくなります。また再発しやすい為、眼の感染症の中では一番失明率が高い疾患で…

角膜ヘルペス(カクマクヘルペス)

潜伏していた単純ヘルペスウイルスが、体の抵抗力が低下したときなどに活性化されて起こる感染症です。点眼薬で治療すれば症状は治まりますが、角膜に混濁が残ると視力回復が難しくなります。また再発しやすい為、眼の感染症の中では一番失明率が高い疾患で…

アキレス腱断裂(アキレスケンダンレツ)

アキレス腱は下腿三頭筋の腱部分で踵骨というかかとの骨に付着しており、足首を足底側に曲げる働きをします。スポーツ選手や中高年の人が急にスポーツをした場合に、とくに踏み込み動作やジャンプの着地などで発生することが多いです。断裂していても歩行や…

アキレス腱断裂(アキレスケンダンレツ)

アキレス腱は下腿三頭筋の腱部分で踵骨というかかとの骨に付着しており、足首を足底側に曲げる働きをします。スポーツ選手や中高年の人が急にスポーツをした場合に、とくに踏み込み動作やジャンプの着地などで発生することが多いです。断裂していても歩行や…

悪性絨毛上皮腫(アクセイジュウモウジョウヒシュ)

子宮壁に接着する絨毛の上皮が異常増殖してできる悪性新生物で、絨毛癌ともいいます。胞状奇胎の娩出後や流産後に発生しやすく、若年女性に多く見られます。非常に早い時期に肺やその他、子宮膣部・腎臓・肝臓・心臓・胃腸・脳・外陰部・歯ぐき・皮膚など全…

悪性絨毛上皮腫(アクセイジュウモウジョウヒシュ)

子宮壁に接着する絨毛の上皮が異常増殖してできる悪性新生物で、絨毛癌ともいいます。胞状奇胎の娩出後や流産後に発生しやすく、若年女性に多く見られます。非常に早い時期に肺やその他、子宮膣部・腎臓・肝臓・心臓・胃腸・脳・外陰部・歯ぐき・皮膚など全…

悪性貧血(アクセイヒンケツ)

胃粘膜が萎縮することでビタミンB12の吸収に必要な内因子が低下し、DNA合成が障害されるために起こる貧血で巨赤芽球性貧血の一種です。萎縮性胃炎、胃全摘出手術後や菜食主義者の人にも多く見られます。

悪性貧血(アクセイヒンケツ)

胃粘膜が萎縮することでビタミンB12の吸収に必要な内因子が低下し、DNA合成が障害されるために起こる貧血で巨赤芽球性貧血の一種です。萎縮性胃炎、胃全摘出手術後や菜食主義者の人にも多く見られます。

あせも(アセモ)

発汗時に小水疱や小丘疹が出現する皮膚疾患をいい、汗疹とも呼ばれます。湿疹の一種ではなく、これ自体は皮膚の炎症ではありません。多量に汗をかいたあとに、汗管が詰まって発症します。皮膚表面の角層で汗管がふさがる水晶様汗疹、表皮有棘層で汗管がふさ…

あせも(アセモ)

発汗時に小水疱や小丘疹が出現する皮膚疾患をいい、汗疹とも呼ばれます。湿疹の一種ではなく、これ自体は皮膚の炎症ではありません。多量に汗をかいたあとに、汗管が詰まって発症します。皮膚表面の角層で汗管がふさがる水晶様汗疹、表皮有棘層で汗管がふさ…

胃下垂(イカスイ)

胃の上部は正常な位置にあり、下部が延びて正常な位置よりも下に垂れさがった状態です。胃を支える筋肉や脂肪の少ないやせ型で長身の人がなりやすいと言われてます。この胃がさがった状態で、暴飲暴食・過労・不安などによるストレスが引き金となり、消化が…

胃下垂(イカスイ)

胃の上部は正常な位置にあり、下部が延びて正常な位置よりも下に垂れさがった状態です。胃を支える筋肉や脂肪の少ないやせ型で長身の人がなりやすいと言われてます。この胃がさがった状態で、暴飲暴食・過労・不安などによるストレスが引き金となり、消化が…

胃癌(イガン)

胃の内腔表面をおおう粘膜から生じる悪性新生物を胃がんと呼びます。進行とともに胃壁深くがん組織が浸透していき、やがてリンパ節、肝、腹膜などに転移します。胃痛・嘔気・膨満感などの上腹部症状がみられますが、胃がんに特有の症状はありません。進行す…

胃癌(イガン)

胃の内腔表面をおおう粘膜から生じる悪性新生物を胃がんと呼びます。進行とともに胃壁深くがん組織が浸透していき、やがてリンパ節、肝、腹膜などに転移します。胃痛・嘔気・膨満感などの上腹部症状がみられますが、胃がんに特有の症状はありません。進行す…

胃静脈瘤(イジョウミャクリュウ)

胃にできる静脈瘤で、食道の静脈瘤とほぼ同じ原因で発生します。症状は特になく、粘膜の深い部位に存在するため、食道の静脈瘤ほど破裂の危険も高くなく、治療がいらないことが多いです。ただし、破裂した場合は血流量が多く止血困難です。

胃静脈瘤(イジョウミャクリュウ)

胃にできる静脈瘤で、食道の静脈瘤とほぼ同じ原因で発生します。症状は特になく、粘膜の深い部位に存在するため、食道の静脈瘤ほど破裂の危険も高くなく、治療がいらないことが多いです。ただし、破裂した場合は血流量が多く止血困難です。

1型糖尿病(イチガタトウニョウビョウ)

血液中のリンパ球が膵臓のランゲルハンス島にあるβ細胞を破壊して、インスリンの分泌が出来なくなる病気です。原因不明ですが、遺伝子と環境要因が複雑に結びついた結果、発症すると考えられています。また、2型糖尿病により長期間の高血糖状態や服薬により…

1型糖尿病(イチガタトウニョウビョウ)

血液中のリンパ球が膵臓のランゲルハンス島にあるβ細胞を破壊して、インスリンの分泌が出来なくなる病気です。原因不明ですが、遺伝子と環境要因が複雑に結びついた結果、発症すると考えられています。また、2型糖尿病により長期間の高血糖状態や服薬により…

いぼ(イボ)

表面がざらざらしたしこりで、ヒト乳頭腫ウイルスによって起こるウイルス性疣贅と、皮膚の老化によって生じる老人性脂漏性角化症があります。ウイルス性いぼ、みずいぼ(伝染性軟属腫)は共に直接接触で伝染します。また、老人性いぼは加齢と紫外線により、…

いぼ(イボ)

表面がざらざらしたしこりで、ヒト乳頭腫ウイルスによって起こるウイルス性疣贅と、皮膚の老化によって生じる老人性脂漏性角化症があります。ウイルス性いぼ、みずいぼ(伝染性軟属腫)は共に直接接触で伝染します。また、老人性いぼは加齢と紫外線により、…

胃ポリープ(イポリープ)

胃の粘膜上皮に局所的に隆起した病変をいい、きのこ状の有茎性と亜茎性のものと、根もとが広い無茎性のものがあります。自覚症状はほとんどありませんが、大きくなると出血したり、食べ物の通過障害により吐き気や痛みを伴うこともあります。有茎性と亜茎性…

胃ポリープ(イポリープ)

胃の粘膜上皮に局所的に隆起した病変をいい、きのこ状の有茎性と亜茎性のものと、根もとが広い無茎性のものがあります。自覚症状はほとんどありませんが、大きくなると出血したり、食べ物の通過障害により吐き気や痛みを伴うこともあります。有茎性と亜茎性…