感染症
マイコプラズマ・ニューモニアという病原体が飛沫感染などにより感染し、学校・幼稚園・保育所・家庭などの比較的閉鎖的な環境で地域的に流行します。症状は長期にわたり続く咳・発熱・痰・のどの痛み・鼻症状・胸痛・頭痛などがみられます。
マイコプラズマ・ニューモニアという病原体が飛沫感染などにより感染し、学校・幼稚園・保育所・家庭などの比較的閉鎖的な環境で地域的に流行します。症状は長期にわたり続く咳・発熱・痰・のどの痛み・鼻症状・胸痛・頭痛などがみられます。
麻疹ウイルスによるウイルス感染症の一種で、はしかともいいます。伝染力が非常に強く、感染経路は空気感染・飛沫感染・接触感染です。10日前後の潜伏期間の後、発熱・かぜ症状が2〜4日続き、その後39℃以上の高熱とともに発疹が出現します。主な症状は…
麻疹ウイルスによるウイルス感染症の一種で、はしかともいいます。伝染力が非常に強く、感染経路は空気感染・飛沫感染・接触感染です。10日前後の潜伏期間の後、発熱・かぜ症状が2~4日続き、その後39℃以上の高熱とともに発疹が出現します。主な症状は…
ジフテリア菌の飛沫感染でのどや鼻に菌が感染して、血が混じった粘液膿性の鼻水、高熱、のどの痛み、犬が吠えるような咳、牛の首のように大きくはれてくるのが特徴です。また、のどに偽膜と呼ばれる白い膜ができて窒息することもあり、菌の出す毒素によって…
ジフテリア菌の飛沫感染でのどや鼻に菌が感染して、血が混じった粘液膿性の鼻水、高熱、のどの痛み、犬が吠えるような咳、牛の首のように大きくはれてくるのが特徴です。また、のどに偽膜と呼ばれる白い膜ができて窒息することもあり、菌の出す毒素によって…
ムンプスウイルスによる感染症で、空気感染または接触感染でうつり下腺・舌下腺に有痛性の腫脹があります。髄膜脳炎や膵炎の併発や男子では睾丸炎をおこすと男性不妊の原因となります。→ 詳細は流行性耳下腺炎を参照して下さい。
おたふく風邪は、ムンプスウイルスによる感染症で、空気感染または接触感染でうつり下腺・舌下腺に有痛性の腫脹があります。正式病名は、流行性耳下腺炎といいます。髄膜脳炎や膵炎の併発や男子では睾丸炎をおこすと男性不妊の原因となります。
主にウイルスの感染による上気道の炎症性の病気で、咳嗽・咽頭痛・鼻汁・鼻づまりなどの局部症状、および発熱・倦怠感・頭痛など全身症状が出現します。→ 詳細は風邪を参照して下さい。
主にウイルスの感染による上気道の炎症性の病気で、咳嗽・咽頭痛・鼻汁・鼻づまりなどの局部症状、および発熱・倦怠感・頭痛など全身症状が出現します。
髄膜・脳脊髄液に細菌が侵入して起こる中枢神経系の感染症で、化膿性髄膜炎ともいいます。もともと鼻咽腔の粘膜に定着していた細菌が、何らかの契機に血液内に侵入し、血液から中枢神経系に侵入したものと考えられています。この為、大部分が必ず敗血症・菌…
髄膜・脳脊髄液に細菌が侵入して起こる中枢神経系の感染症で、化膿性髄膜炎ともいいます。もともと鼻咽腔の粘膜に定着していた細菌が、何らかの契機に血液内に侵入し、血液から中枢神経系に侵入したものと考えられています。この為、大部分が必ず敗血症・菌…
細菌感染によって髄膜に急激な炎症が起こる病気で、生後1カ月から2歳の幼児に多く起こります。大半は自然界やヒトの鼻の中や上気道系に存在する髄膜炎菌と肺炎球菌が原因菌となっており、原因不明ですが突然に脳で感染を起こします。脳周囲の脳脊髄液の流…
細菌感染によって髄膜に急激な炎症が起こる病気で、生後1カ月から2歳の幼児に多く起こります。大半は自然界やヒトの鼻の中や上気道系に存在する髄膜炎菌と肺炎球菌が原因菌となっており、原因不明ですが突然に脳で感染を起こします。脳周囲の脳脊髄液の流…
化膿性骨髄炎とも言われ、骨の組織に細菌などの微生物が感染して化膿するもので、難治性の疾患です。骨の外傷などより細菌が骨髄に入って増殖して炎症を起こす場合や、血行性感染により発症します。その他、糖尿病・褥瘡など局所の血行障害により皮膚の潰瘍…
骨髄炎は、化膿性骨髄炎とも言われ、骨の組織に細菌などの微生物が感染して化膿するもので、難治性の疾患です。骨の外傷などより細菌が骨髄に入って増殖して炎症を起こす場合や、血行性感染により発症します。その他、糖尿病・褥瘡など局所の血行障害により…
ウイルス感染症の一種で三日はしかとも呼ばれており、風疹ウイルスによる飛沫感染が原因となります。関節炎、血小板減少性紫斑病を合併する可能性があるほか、妊婦の妊娠初期の感染は新生児に白内障・心奇形・難聴など様々な障害をもたらす先天性風疹症候群…
ウイルス感染症の一種で三日はしかとも呼ばれており、風疹ウイルスによる飛沫感染 が原因となります。関節炎、血小板減少性紫斑病を合併する可能性があるほか、妊婦の妊娠初期の感染は新生児に白内障・心奇形・難聴など様々な障害をもたらす先天性風疹症候群…
破傷風菌を病原体とする人獣共通感染症の一つで、土壌中に棲息する嫌気性の破傷風菌が、傷口から体内に侵入することで感染を起こします。開口障害・嚥下障害・刺激過敏で始まり、頭痛・発熱・喉の痛み・筋肉の痙攣などが起こります。進行すると顔や全身の筋…
破傷風菌を病原体とする人獣共通感染症の一つで、土壌中に棲息する嫌気性の破傷風菌が、傷口から体内に侵入することで感染を起こします。開口障害・嚥下障害・刺激過敏で始まり、頭痛・発熱・喉の痛み・筋肉の痙攣などが起こります。進行すると顔や全身の筋…
インフルエンザウイルスによる急性感染症の一種で流行性感冒ともいいます。発病すると、高熱、筋肉痛などを伴う風邪の様な症状があらわれ、急性脳症や二次感染により死亡することもあります。インフルエンザウイルスにはA・B・Cの3つの型があり、このう…
エンテロウイルス、ムンプスなどによるウイルス性髄膜炎が多くみられ、通常特別な治療を必要としません。無菌性髄膜炎は本症と同義的に用いられていますが、無菌性髄膜炎にはウイルス以外に、造影剤の髄腔内注射などによる髄膜炎が含まれます。
単純ヘルペス、エンテロウイルスおよびムンプスウイルスの直接的な侵襲による発症とインフルエンザ、麻疹、風疹、水痘ウイルスのアレルギー性機転によって発症する場合があります。頭痛・発熱で発症し進行すると嘔吐・下痢・腹痛や高熱となり髄膜刺激症状が…
コレラ菌を病原体とする経口感染症の一つで、三類感染症に指定されています。潜伏期間は5日以内で、腹痛・発熱はありませんが水のような下痢が1日20〜30回も起こります。低体温で34度代に下がり、急速に脱水症状が進み血行障害・血圧低下・頻脈・筋肉…
コレラ菌を病原体とする経口感染症の一つで、三類感染症に指定されています。潜伏期間は5日以内で、腹痛・発熱はありませんが水のような下痢が1日20~30回も起こります。低体温で34度代に下がり、急速に脱水症状が進み血行障害・血圧低下・頻脈・筋肉…
オウム病は、クラミジアによる感染症です。一見健康な鳥でも数%は保菌していて、ストレスや病気で体調を崩すと、糞便や唾液中に菌を排出し感染源となります。突然の高熱や咳で発症し、気管支炎・肺炎などの呼吸器症状や、頭痛・全身倦怠感・筋肉痛・関節痛…
最低1週間の精査でも原因が判明しない3週間以上続く38.3℃以上の体温(直腸温)と定義されています。考えうる原因は無数ありますが、一般的なものは感染症、潜在腫瘍、薬物、結合組織疾患などがあげられます。
ヒト免疫不全ウイルスの感染によって引き起こされる疾患で、性感染・血液感染・薬物中毒者の針の使いまわし・母子間感染などが原因となります。HIV感染症に特徴的な症状はありませんが、病気の進行とともに発熱、倦怠感、食欲不振、吐き気・嘔吐などの症…
日本脳炎ウイルスに感染したコガタアカイエカ等に刺され、中枢神経に感染することにより発症します。初期症状は頭痛、発熱、腹痛、下痢などがあり、進行するとさらに高熱となり髄膜刺激症状がでて、意識障害、けいれん、昏睡がみられ、死に至ったり脳にダメ…