2009-10-29 甲状腺機能低下症(コウジョウセンキノウテイカショウ) 内分泌 甲状腺ホルモンの分泌量(活性)が不十分となる、代謝内分泌疾患の一つです。先天性、幼少時発症の甲状腺機能低下症はクレチン症といいます。またバセドウ病に対して放射性ヨード療法を行ったあとに起こるものもあります。臨床症状の第一は全身の浮腫です。その他に皮膚の乾燥・脱毛・全身倦怠感・食欲低下・便秘・かれ声・いびきなどがおきます。治療は甲状腺ホルモン剤のチラージンを投与する補充療法を行います。