生命保険のための医学知識

生命保険、医療保険の引受や支払に関係する医学知識を都度書いてます。

更年期障害(コウネンキショウガイ)

更年期とは、生殖期(性成熟期)と非生殖期(老年期)の間の移行期をいい、卵巣機能が衰退しはじめ消失する時期にエストロゲンの分泌が急激に減少することによって起こります。様々な身体的症状および精神神経症状が現れるのが更年期障害の特徴であり、のぼせ、冷え症、発汗異常、動悸、めまい、うつ状態、不眠、頭痛、手足のしびれ、蟻走感、尿道炎、尿失禁、皮膚委縮、肥満、腰痛、肩こり、骨粗鬆症、骨量減少症、動脈硬化症など多岐にわたります。