生命保険のための医学知識

生命保険、医療保険の引受や支払に関係する医学知識を都度書いてます。

光線過敏症(コウセンカビンショウ)

光線の照射によって被照射部に丘疹、紅斑、水疱、膨疹などの皮膚症状や関節炎、気管支炎が起こります。紫外線により傷害されたDNAを修復する酵素の先天的欠損によりおこる遺伝性光線過敏症、ポルフィリン代謝異常によりポルフィリン体が蓄積して起こる代謝性光線過敏症、いわゆる日焼けの光毒性光線過敏症、紫外線の特定の波長により、薬剤が化学変化を起こし免疫応答がおこる光アレルギー性光線過敏症などがあります。