生命保険のための医学知識

生命保険、医療保険の引受や支払に関係する医学知識を都度書いてます。

子宮がん(シキュウガン)

子宮がんは比較的若い女性に多い子宮頸がんと、年配に多い子宮体がんに分かれます。初期症状は現れにくく子宮体がんは不正出血、子宮頸がんは不正性器出血・帯下の増加などがあり、進行がんでは下腹部痛・腰痛・下肢痛や血尿・血便・排尿障害が現れます。転移した場合は骨盤の中に広がりやすく、腹部への転移や肺・肝臓、骨・脳等への転移症例もあり、遠隔部位への転移は、切除以外の方法がとられることもあります。生存率は5年といわれており、5年経過後は再発率はかなり低くなります。また自治体主催の子宮がん検査・検診は、早期発見・生存率向上に貢献しています。