2013-03-20 核医学検査 検査 核医学検査とは、アイソトープという弱い放射能を発生する物質を注射して撮影する画像検査です。このアイソトープが体内に入ると、骨や腫瘍など特定の臓器に集まりそこから放射線を発します。この放射線をガンマカメラ(シンチカメラ)という特殊なカメラで体外から測定し、その分布を画像にします。しかし、画像はあまりシャープではないため、主に原発がんの骨転移の診断に使われ、骨シンチグラフィーと呼ばれます。また、この検査の特徴としてX線検査やCT検査などは主に臓器の形の異常をとらえるのに対して、核医学検査は臓器の機能をとらえることができます。