生命保険のための医学知識

生命保険、医療保険の引受や支払に関係する医学知識を都度書いてます。

ウエストナイル熱

ウエストナイル熱(West Nile fever)とは、ウエストナイルウイルスによる感染症です。感染症法では第4類感染症に分類されます。1937年アフリカのウガンダで初めてウイルスが 分離されました。米国全土に広がっています。日本では、2005年に米国から帰国した30歳代男性が初めて患者として診断されています。

ウエストナイルウイルスは、鳥 の体内で増殖し、ヤブ蚊などを経由して人に感染するが、感染者の発症率は20%です。 ウエストナイル熱の潜伏期間は2~6日で、発熱、頭痛、頭痛、咽頭痛、背部痛、筋肉痛、関節痛が主な症状です。皮疹やリンパ節腫脹などが起こることもあります。対象療法で治療です。