下垂体腺腫(カスイタイセンシュ)
脳下垂体は前葉と後葉に分かれており多くのホルモンを分泌する内分泌器官です。下垂体腺腫は脳下垂体に出来る脳腫瘍の一種です。症状は、腫瘍が大きくなることによる局所の圧迫症状と、ホルモンの過剰分泌によるホルモン異常症候群とがあります。前者の場合、視神経や視交叉を圧迫することによる視力視野障害や、腫瘍が脳脊髄液の流れを障害して水頭症をきたしたりします。また後者では生産されるホルモンの種類により様々な症状があらわれます。
参考サイト;http://ganjoho.ncc.go.jp/public/cancer/data/pituitary.html