2012-01-21 月経前症候群(ゲッケイマエショウコウグン) 婦人科 月経前症候群(premenstrual syndrome;PMS)とは、排卵から月経前のプロゲステロンが活発になる黄体期に出現し、卵胞期には消失する身体的・精神的不快な症状の総称であり、排卵のある女性には誰にでも起こり得ます。不眠、抑うつ、無気力、腹部腫脹、体重増加など症状は多彩であり、その他に浮腫、乳房痛、嘔吐、下痢、便秘など自律神経の過剰反応がでます。原因にはホルモン分泌異常説、自律神経失調説、精神因子説、アレルギー説などがあります。