生命保険のための医学知識

生命保険、医療保険の引受や支払に関係する医学知識を都度書いてます。

整形外科

テニス肘(テニスヒジ)

肘の周囲に痛みが出てきたものをいい、テニスプレーヤーが肘を完全に伸ばしたままバックハンドでボールを打ったり、頻回な前腕部の回旋運動を行ったりしたときに起ります。その他に手をよく使う仕事をしている人にもおきます。肘外側に痛みや圧痛が生じ、ラ…

テニス肘(テニスヒジ)

肘の周囲に痛みが出てきたものをいい、テニスプレーヤーが肘を完全に伸ばしたままバックハンドでボールを打ったり、頻回な前腕部の回旋運動を行ったりしたときに起ります。その他に手をよく使う仕事をしている人にもおきます。肘外側に痛みや圧痛が生じ、ラ…

神経線維腫症(シンケイセンイシュショウ)

皮膚・神経を中心に人体の多くの器官に神経線維腫をはじめとする様々な異常を生じる遺伝性の病気で、レックリングハウゼン病とよぶこともあります。神経線維腫症1型は神経線維腫と呼ばれる腫瘍や色素斑など皮膚症状が強く、神経線維腫症2型は両側の聴神経…

変形性脊椎症(ヘンケイセイセキツイショウ)

加齢に伴って生じる脊柱の構造変化をいい、頸椎に生じた場合を変形性頸椎症、腰椎に生じた場合には変形性腰椎症と呼びます。変性した椎間板や椎間関節包による鈍痛、萎縮し弾力を失った筋肉による凝り、椎間の不安定性のによるぎっくり腰などが主な症状です。

変形性脊椎症(ヘンケイセイセキツイショウ)

加齢に伴って生じる脊柱の構造変化をいい、頸椎に生じた場合を変形性頸椎症、腰椎に生じた場合には変形性腰椎症と呼びます。変性した椎間板や椎間関節包による鈍痛、萎縮し弾力を失った筋肉による凝り、椎間の不安定性のによるぎっくり腰などが主な症状です。

変形性膝関節症(ヘンケイセイシツカンセツショウ)

加齢や肥満が原因で膝関節の緩衝材である軟骨のすり減りや筋力の低下が要因となり、膝関節の炎症や関節が変形し痛みが生じる疾患で、中高年に多く発症します。膝軟骨や半月板が長期間に少しずつすり減り変形することで起こる一次性のものと、関節リウマチや…

変形性膝関節症(ヘンケイセイシツカンセツショウ)

加齢や肥満が原因で膝関節の緩衝材である軟骨のすり減りや筋力の低下が要因となり、膝関節の炎症や関節が変形し痛みが生じる疾患で、中高年に多く発症します。膝軟骨や半月板が長期間に少しずつすり減り変形することで起こる一次性のものと、関節リウマチや…

脊柱分離症(セキチュウブンリショウ)

腰椎にある椎弓の部分で腰椎が分離してしまう病態をいいます。腰椎が不安定になる為、神経を刺激して腰痛の原因になることがあります。成人の腰椎分離症は小児期に発生した分離症に加齢変化が加わり症状が発生するものと考えられています。 → 詳細は腰椎分離…

脊柱分離症(セキチュウブンリショウ)

腰椎にある椎弓の部分で腰椎が分離してしまう病態をいいます。腰椎が不安定になる為、神経を刺激して腰痛の原因になることがあります。成人の腰椎分離症は小児期に発生した分離症に加齢変化が加わり症状が発生するものと考えられています。

脂肪腫(シボウシュ)

脂肪が蓄積した軟らかいしこりで、皮下にできて円形や楕円形のこぶ状になります。皮下軟部腫瘍の一つです。体のどこにでもできますが、好発部位は前腕部・胴体・首の後ろで、数も1個〜多数までさまざまです。これができても体に害を及ぼすことはほとんどあ…

骨腫(コツシュ)

正常の骨皮質と同様の組織が塊となって腫瘤を形成したものをいいます。顕微鏡検査では、正常骨組織の過形成として観察されます。症状はほとんどなく、多くの場合は他の原因でX線検査を行った際に偶然見つかります。

ばね指(バネユビ)

指を曲げる屈筋腱が腱鞘炎を起こしたものをいい、腱の鞘が狭くなるために腱が引っかかり、悪化すると動かなくなる場合もあります。原因として手の酷使、妊娠時、産後や更年期の女性や関節リウマチなどで発生します。

ばね指(バネユビ)

指を曲げる屈筋腱が腱鞘炎を起こしたものをいい、腱の鞘が狭くなるために腱が引っかかり、悪化すると動かなくなる場合もあります。原因として手の酷使、妊娠時、産後や更年期の女性や関節リウマチなどで発生します。

半月板損傷(ハンゲツバンソンショウ)

半月板は大腿骨と脛骨の間に存在し、大腿から受ける荷重を分散して衝撃を吸収する作用と膝関節の安定性や円滑な運動をもたらす役割を担っています。原因は、若年者ではスポーツ外傷が多く、高齢者では半月板の変性を基盤として特に誘因なく発生します。症状…

半月板損傷(ハンゲツバンソンショウ)

半月板は大腿骨と脛骨の間に存在し、大腿から受ける荷重を分散して衝撃を吸収する作用と膝関節の安定性や円滑な運動をもたらす役割を担っています。原因は、若年者ではスポーツ外傷が多く、高齢者では半月板の変性を基盤として特に誘因なく発生します。症状…

肘部管症候群(チュウブカンショウコウグン)

手指の筋肉を支配している尺骨神経が、肘の内側の肘部管で圧迫や引き延ばしを受けて発生する神経麻痺です。肘内側の上腕骨内上顆の後ろに、骨と靭帯で形成された肘部管があり、ここを尺骨神経が通っています。圧迫原因は、肘部管を構成する骨が隆起した骨棘…

肘部管症候群(チュウブカンショウコウグン)

手指の筋肉を支配している尺骨神経が、肘の内側の肘部管で圧迫や引き延ばしを受けて発生する神経麻痺です。肘内側の上腕骨内上顆の後ろに、骨と靭帯で形成された肘部管があり、ここを尺骨神経が通っています。圧迫原因は、肘部管を構成する骨が隆起した骨棘…

脊髄炎(セキズイエン)

脊頸髄・胸髄・腰髄・仙髄のいずれかに炎症が生じた状態をいいます。原因は、原因不明な特発性、ウイルス・細菌・寄生虫などの感染による感染性または感染後性、全身性エリテマトーデスなどの膠原病または類縁疾患に合併するもの、多発性硬化症・急性散在性…

脊髄炎(セキズイエン)

脊髄を構成する頸髄・胸髄・腰髄・仙髄のいずれかに炎症が生じた状態をいいます。原因は、原因不明な特発性、ウイルス・細菌・寄生虫などの感染による感染性または感染後性、全身性エリテマトーデスなどの膠原病または類縁疾患に合併するもの、多発性硬化症…

四十肩(シジュウガタ)

加齢による退行変性や、それに加わる軽微な外傷が招く肩関節痛と、運動制限を引き起こす癒着性肩関節包炎を指します。 → 詳細は五十肩を参照して下さい。

四十肩(シジュウガタ)

加齢による退行変性や、それに加わる軽微な外傷が招く肩関節痛と、運動制限を引き起こす癒着性肩関節包炎を指します。

脊柱すべり症(セキチュウスベリショウ)

脊椎がずれて神経を刺激するために起こる病気で、椎弓部が分離して起こる脊椎分離すべり症と、脊椎骨の関節が変形して起こる脊椎変性すべり症があり、腰痛や足のしびれの原因となります。治療は、痛みがある場合は神経への圧迫を取り除き脊椎を固定する手術…

脊柱すべり症(セキチュウスベリショウ)

脊椎がずれて神経を刺激するために起こる病気で、椎弓部が分離して起こる脊椎分離すべり症と、脊椎骨の関節が変形して起こる脊椎変性すべり症があり、腰痛や足のしびれの原因となります。治療は、痛みがある場合は神経への圧迫を取り除き脊椎を固定する手術…

脊柱管狭窄症(セキチュウカンキョウサクショウ)

先天的または後天的に脊柱管が狭くなって、脊髄や神経根が圧迫される病気です。後天性の場合は、加齢・外傷による椎骨の退行性の変化・軟部組織の肥厚が原因となり、腰椎の場合はすべり症・黄色靭帯の肥厚・石灰化なども原因となります。頸椎および腰椎に起…

脊柱管狭窄症(セキチュウカンキョウサクショウ)

先天的または後天的に脊柱管が狭くなって、脊髄や神経根が圧迫される病気です。後天性の場合は、加齢・外傷による椎骨の退行性の変化・軟部組織の肥厚が原因となり、腰椎の場合はすべり症・黄色靭帯の肥厚・石灰化なども原因となります。頸椎および腰椎に起…

頭蓋骨骨折(ズガイコツコッセツ)

頭蓋円蓋部骨折と頭蓋底骨折の2つに分けられ、前者はさらに線状骨折、陥没骨折、粉砕骨折の3つに分けられます。骨折により脳が損傷をうけると、脳脊髄液が鼻や耳から漏れ出してきたり、鼓膜が破れていれば鼓膜の後ろに血だまりができたり耳から出血します…

頭蓋骨骨折(ズガイコツコッセツ)

頭蓋円蓋部骨折と頭蓋底骨折の2つに分けられ、前者はさらに線状骨折、陥没骨折、粉砕骨折の3つに分けられます。骨折により脳が損傷をうけると、脳脊髄液が鼻や耳から漏れ出してきたり、鼓膜が破れていれば鼓膜の後ろに血だまりができたり耳から出血します…

頚椎捻挫(ケイツイネンザ)

交通事故、スポーツなど何らかの原因で首が不意に衝撃をうけ、頚部が前・後屈動作や回旋動作を強いられ引き起こされる症状を言います。頸椎周囲の筋肉や靱帯、神経や血管などの組織に損傷を受けたものです。首の痛み・首の運動制限・頭痛・肩こり・吐き気・…

頚椎捻挫(ケイツイネンザ)

交通事故、スポーツなど何らかの原因で首が不意に衝撃をうけ、頚部が前・後屈動作や回旋動作を強いられ引き起こされる症状を言います。頸椎周囲の筋肉や靱帯、神経や血管などの組織に損傷を受けたものです。首の痛み・首の運動制限・頭痛・肩こり・吐き気・…

アキレス腱断裂(アキレスケンダンレツ)

アキレス腱は下腿三頭筋の腱部分で踵骨というかかとの骨に付着しており、足首を足底側に曲げる働きをします。スポーツ選手や中高年の人が急にスポーツをした場合に、とくに踏み込み動作やジャンプの着地などで発生することが多いです。断裂していても歩行や…