2012-04-11 海綿状血管腫(カイメンジョウケッカンシュ) 血管腫の一つで、腫瘍ではなく血管の奇形と考えられています。大半はMRIにて発見される症状のないものですが、てんかん発作や脳内出血で発症する場合もあります。脳全域に発生する可能性があり、特に大脳皮質下と脳室壁周囲と脳幹部に多く発生します。血管に詰め物をして血管腫自身をしぼませる塞栓療法と、血管の中に薬を注入して血管を固める硬化療法があり、塞栓療法や硬化療法が無効なときは最終的に手術で摘出することになります。