2012-06-03 骨髄線維症(コツズイセンイショウ) 血液 造血細胞に代わって骨髄の広い範囲で線維組織が増加する病気で、異常な形状の赤血球が産生されたり、貧血や脾臓の腫大が起こります。原発性と2次性に分けられ、原発性骨髄線維症は、多能性造血幹細胞の腫瘍性増殖により、骨髄の広汎な線維化と脾腫を伴います。二次性骨髄線維症は、他の疾患に伴っておこる骨髄の線維化で、造血系腫瘍(白血病や悪性リンパ腫など)や結核などの炎症性疾患、膠原病および骨疾患などでみられます。 参考サイト:難病情報センター